iPad脳トレ教室について
今回は、iPadの脳トレ教室について書きます。
会社退職後、練馬区内での行動の話は前回書いたかと思います。
行動している中、IT業界で育った者としては、IT関連で何か出来ないものかとも考えていました。そんな時、シニア向けのiPad教室の独立開業支援の広告を目にしました。
教えるにしても、学生相手だと、おそらく彼らは新しい技術の呑み込みが早いので追いつけない可能性を考え、教えるのであれば、小学生か高齢者かなぁ?と、考えてみました。
早速、広告を出している一般社団法人の協会の方へ連絡を取り、教室の内容説明を受けました。
iPadを触った事のないシニア世代に対して、認知症の予防の一環で、iPadを使いながら、iPadの楽しさ(こういう事が出来る)を教え、脳のトレーニングを行っていくというカリキュラムでした。
これまでに、地元(練馬区光が丘の団地)では、管理組合の理事会下に属するICTの専門委員会のメンバー(現在は委員長を任されています)として、理事会のICT支援を行う一方、住民に対するパソコンの相談会を展開していました。光が丘全体が高齢化しており、当然の如く、パソコン相談会にも高齢者の方が多く訪れてくる事もあり、高齢者の方を教える事は慣れているし、やってみよう...という気持ちが高まり始めました。
協会による養成講座を受講した後、初期投資はそれなりに掛かりましたが、練馬駅周辺を中心に初めてみる事にしました。
練馬区内の施設を借りて、先ず、体験会を開催(参加者は初心者なので、受講者のiPadは全て私が用意しています)。その後、定期開催の教室の方へお誘いしていく。
という感じで何回か繰り返し、ここ半年、ようやく僅かながら3名ですが固定した受講者が確保できました。
受講者の方々へのiPadは、最初の頃は全て私が用意して持って行っていました。
だんだん、iPadを触るのが楽しくなったのか自宅でも触りたいという事で、今では、皆さんが中古のiPadを購入しています。
たくさんの事を教えても覚えるの大変だと思うので、毎回、テーマ(iPadの操作方法、文字入力、地図の見方、検索、アプリの導入方法、動画(YouTube)の見方、電子書籍の読み方、メールの送受信など)を用意してスローペースで覚えてもらっています。
緊急事態宣言が出てからは、受講者が高齢、教室の会場が区の施設という事もあり、現在は休業状況が続いています。
本来であれば、iPadを使いながらオンラインで色々とコミュニケーションを取れば良いのですが、スローペースで進んでいるので、そこまでのレベルまでに未だ到達していません。
その間は、受講者の方々へは定期的に、私の方から電話をしたり、iPadによる課題テーマを図入りで説明した資料を送付したりで、再開までの間行っている状況です。
コロナ終息後は、教室は、もう少し工夫を加えて規模を広げて行きたいと考えています。
その他現在では、やはり練馬区内のシニア世代対象のパソコン相談会を展開している団体や、障害のある方向けのパソコン教室を展開している団体に属して、地域のIT支援活動も行っています。