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「高齢者にスマホ3000台を無償貸与」という記事
先日、「高齢者にスマホ3000台を無償貸与」の記事を眼にしました。
東京の渋谷区で、区内に住むスマートフォンを使ったことのない高齢者を対象に、スマートフォン3000台を無償で貸与するという事です。狙いは、住民の情報格差(デジタルデバイド)を無くし、防災や福祉施策に役立てるとの事。
渋谷区には65歳以上の高齢者が43,000人住んでいるそうです。
スマホなどの情報機器を持たない人は、災害時の情報収集や、デジタル化されつつ行政サービスに支障が出る可能性を考え、スマホを使ったことのない高齢者に貸し出すようです。
とは言いつつ、その様な高齢者には、高いハードル感を持たせないように、スマホ等の機器の操作方法を教える必要があると思われるところです。
その辺は、講座やコールセンターを設けて支援をしていくと、区の高齢者デジタルデバイド解消担当課の方は言われていますが、講座の内容やコールセンターがどこまでのレベルまで対応するのかが気になりますが、私が今考えている事の一部を渋谷区が行おうとしているわけです。
尚、配布するスマートフォンには、予め「渋谷区防災アプリ」をインストールしたり、災害時に避難勧告などのプッシュ通知を設定しておくとの事。
後は、ネット環境が整っていない利用者に対して、どのような事を対応していくのかが気になるところです。
何れ、私の住んでいる練馬区をはじめ、他の自治体も色々な対策が出てくる事かと思っています。
更に可能ならば、貸与するスマホに、ZOOM等の配信可能なアプリや録画が出来るアプリも導入して、遠隔の親族への安否確認に活用できれば、より効果が出るのではないでしょうか?