【キャリア教育】目に見えているものが全て
皆さんこんばんは、探究教員の「Y」です。
目に見えているものが全ての状況
職業柄、よく生徒から自身のキャリアに関して相談を受けます。
近年、推薦入試等がかなり増えてきたために今後の自分自身のビジョンを言語化しなくてはいけないと言う場面が以前に比べてかなり増えてきたと思います。
そうなると生徒たちは職業に就くことを考え始めます。しかし生徒たちは、目に見えている職業や自分が関わったことのある職業しか知らないのが現状です。
生徒たちに、日本国内において職業の種類としては約一万7000種類あると言う話をすると 驚きを隠せない様子でした。
確かにかなりマニアックな職業もありますが、そのような職業が積み重なって今の生活が遅れていると言うことを知るきっかけにもなります。
でも実際にはなりたい職業にはランクインしてこない職業は溢れるほど存在しています。
知らないことは悪いことではない
先ほど述べた通り生徒たちは全くと言っていいほど職業しれません。
自分たちの生活がどのようにして成り立っているのか理解している生徒などこの世にはいるのでしょうか。
多くの職業を知っていればエライと言うわけではもちろんありません。
しかし、自分の可能性を輝かせることのできる場があるにもかかわらず、
自分の魅力を魅力と感じることができないまま大人になっていくことも
少なくないと思います。
知らない事は決して悪いことではありません。
でも確実に損をすることになります。
授業を通して生徒たちに何ができるのか
今日の授業では自分の興味関心に合わせて大学を選んでいくと言う基礎的な取り組みを行いました。
自分が最も興味のある事を軸に、どのようにして好きなことに関わるかと言うことを考えていきます。
例えば、スポーツだったとしてもプロの選手、指導者、チームの傾斜、道具を作ることに関わる、けが人のサポートをするなど数多くの関わり方を考えることができます。
この時に極力広い視野を持って、全く違う畑で関わる事を考えることも大切になってきます。
不安定な社会だからこそ自分の選択肢は数多くあるほうがいいと思っています。 また、社会はさておき子供たちの思考は日々変わっていくので、変えの聞くように選択肢を多く持たせています。
コロコロ変わるのではなく広がる生徒
昨日まで教育に興味を持っていた生徒が、経営に興味を持つなんて言う事は珍しいことではありません。
大切なのはその時にコロコロ変わるという見方ではなく、
どんどん視野が広がっているというような見方をしていくことが
できるかどうかが指導者には求められると思います。
これから定期的にワークシートなども配信していきたいと思います。
ぜひお楽しみになさってください。
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