
冬の寒さを愉しむなら”車中泊”を。
2025年2月の3連休、福島県の南会津等に車中泊旅行に行きました。長男がこの時期・この地域でリゾートバイトをしているということで、少し様子を見に行くことも兼ねての旅行です。今回のnoteでは、旅行で立ち寄った場所の様子や車中泊ネタを簡単に綴ります。
福島県立美術館へ
旅行に行った際は、なるべくその都道府県にある美術館に立ち寄るようにしていますが、今回は福島市にある「福島県立美術館」へ。ちょうどこの時、『だるまさんが』シリーズで知られる絵本作家かがくいひろし氏の企画展の期間だったので週末は大変混雑していました。今回、私たちは常設展のみを鑑賞。福島県由来の芸術家や国内外の芸術家の展示品を静かに堪能してきました。


第Ⅳ期コレクション展・展示作品リスト(リンク先をはっておきます)
https://art-museum.fcs.ed.jp/file/8462

岸⽥ 劉⽣(1891-1929) 《畑と⾚⼟の道(浜松⾵景)》1920(⼤正 9)年 板・油彩
1920年の作品で戦前です。今でもこのような原風景を感じることができる地域が残っていますが、
写真で撮影された景色でなく、こうした油絵を通じて原風景を想像することも風情があります。

ちょっと手に取って読み込んでしまった絵本がこちら。『雨ニモマケズ』です。
「雨にも負けず、風にも負けず~」の出だしで始まる宮沢賢治氏の有名な”詩”。
巻末に収録されている親類の方から聞いた解説の内容を知ったうえで、
もう一度最初から最後まで読むとさらに心に響きました。
深すぎる…。
福島稲荷神社

こちらでは4月から社会人になる長女と我々夫婦の分の”仕事”のお守りも購入。
私も4月から新しい職場になりそうだったので。
喜多方ラーメン(河京ラーメン館(猪苗代店)へ。)
もう少し時間があれば、喜多方市内の喜多方ラーメンのお店に立ち寄りたかったのですが、夕方早めに南会津入りしたかったので、お昼は河京ラーメン館(猪苗代店)に立ち寄りました。




美味しいラーメンと餃子もいただきまして、長男がバイトしている会津高原たかつえスキー場(南会津町)まで一気に進みます。途中、雪のため道路の様子が心配でしたが安全運転で大丈夫でした。(途中、スリップ事故を起こしている車両を見かけました。現場検証している警察の方も大変です。気をつけましょう。)

北日光奥会津・小豆温泉窓明の湯 RVパークへ。
今回の車中泊場所へ。18:00頃、RVパークに到着。源泉かけながしの温泉が19:00までだったので早速準備して温泉へ。

夜中の積雪はあまりなかったようで大丈夫でした。
温泉で身体を温めたあと、
100V電源もお借りして、夕食の準備をスタート。
夕食は車中で電気釜でお米を炊き、電気式調理器具でポトフを作りました。

冬の車中泊で必要なのは、やはり寒さ対策。今回試しに利用してみたのが、Bears Rock社の「マット8cmキングサイズ MT-108K」というモノ。腰が痛くならず、特によかったのは、床からの冷気もしっかり遮断されていた機能です。このマットが無い場合は、車外からの冷気がもろに伝わってくるので、以前は夜寝ていると寒かったのですが、今回は寒さを感じませんでした。


やはり、車内の床もだいぶ冷えています。

南会津の地酒:花泉酒造株式会社

Google map 上では営業中となっていたものの営業時間外でした。

空気が澄んでいて水も美味しそうで静かなところでした。

地酒:花泉の特別純米を購入。
大内宿
福島県南会津にある「大内宿」にも立ち寄りました。江戸時代に会津若松と日光を結ぶ重要な道の宿場町として栄えた場所で、現在も江戸時代の面影をそのままに茅葺屋根の民家が建ち並んでいます。この景観を引き継ぐために店舗兼住居等として生活しているとのことです。





雪に覆われている様子は荘厳でした。

雪中の車中泊動画として、同じような旅行ルートでYoutubeにしている方がいたので、こちらの”かとたびチャンネル”さんの動画リンクを貼り付けさせてもらいます。雪の中の車中泊のワクワク感や雰囲気が伝わると思います。
鶴ヶ城(会津若松城)
そして今回の最終スポット。鶴ヶ城です。大内宿から、そのまま関東方面へ帰宅することも考えましたが、せっかくなので会津若松にも立ち寄ることに。雪の中に映える鶴ヶ城を見て帰路へと向かいます。

ということで、冬の寒さを愉しむなら”車中泊”をおススメしたい話でした。もちろん冬ならではのお宿に泊まる方法もあり、相応に楽しみがありますが、コスパのよい車中泊もおすすめです。
最近のRVパークは冬もオープンしているところが増えているようなのでいろいろと出かけてみたいと思います。
追伸:帰りの東北道で追突事故が多発していました。気をつけましょう。
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