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ユニバーサルレストランの軸にする事

ユニバーサルレストラン:障害の有無に関わらず共に働くレストラン

先日、社内で新しく飲食店を立ち上げる事になり議論になりました。

といっても、私の中で葛藤があっただけなのかもしれません。

福祉と飲食店を組み合わせる時に気をつけないと軸がぶれやすくなるので、書き留めておきたいと思います。

まず、ブレると言う前提として

0、なぜ福祉✖️飲食店は失敗するのか


ここから説明します。
福祉専門職、飲食専門職ではそもそも考える軸が違います。
福祉は利用者さん主体で考え、飲食ではお客さん主体です。
つまり、
利用者さんが成りたい姿になるためには、を考えるので無理な事は合理的配慮に欠ける事になります。
一方、飲食店(チェーン店除く)は、いわゆる職人の世界というのが存在します。一人前になるために修行期間があり、適切な技術を身につけるための期間です。
もちろん料理学校でも学べますが、知識と技術は異なるため、実践で身に着ける必要があります。
これが中々厳しい条件(労働時間外での自己投資が大きい)となります。
お客さんの満足度を高めるために必要なプロのスキルを身につけます。

ここの軸が身内にあるか、外にあるか。両者とも正当性があり間違っていないので、どちらが正しいか。という事ではないので、議論は成り立ちません。大事なのはそれをわかった上でどうしていくか?を建設的に話しあう事になります。

1、我々は何を目指しているか?

かっこよく言えばビジョンと言う事になります。
障害の有無に関わらず、利用者さんと共にお客さんに飲食店として満足度の高い空間、料理を提供する事。
 垣根なく、働く側として、利用者さんに関わっていただく事

2、こだわる所

 大事にしている事は、クオリティです。
といっても難しい事ではなく、水のグラスが綺麗に拭き上げられている。整理整頓、清掃が行き届いているということも品質管理においては重要な要素です。

3、カルチャー

自分達らしさとは何か?
お客さんにも利用者さんにも誠実で思いやりがあり、相手をおもんばかる。
その上でビジネスとして成立させる事、継続させる事が文化を形成します。


これらを軸に私たちは、ユニバーサルレストランを作り上げています。

もし、このnoteを読んで、共感していただけて、一緒に何かしてみたいという事であれば、お気軽にご連絡ください。

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