人に本を紹介すると新しい発見がある
こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。
緊急事態宣言になってからオフラインの読書会がなくなってしまったので、本を語りたい欲が満たされない日々を過ごしています。。
そろそろ話したいな〜と思っていたところ、ちょうど会社の有志で「好きな本を語ろうの会 online」を行うことになり、久々の語りたい欲が満たされました!
日々noteを書いているので読んだ本のアウトプットをしていますが、やっぱり人と話すと新しい発見があるなと感じました。
今日は、本の内容を人に話すことで良かったことをお話します。
①自分が物語をどう捉えているかが明確になる
人に説明するということは、まず自分がわかっていないと難しいですよね。人に説明する時は、自分が物語をどう捉えているかが浮き彫りになります。
今日も今日とて、今月に最新シリーズが出る『池袋ウエストゲートパーク』の布教をすべく紹介したのですが、私がこの作品を紹介する時には必ず、「時代ごとの社会問題を取り上げる、勧善懲悪もの」だとお伝えしています。
最新刊は女性だけを狙ってぶつかってくる男の話や、事件に巻き込まれるデリバリー配達員、パパ活女子のことが扱われ、リアルにストリートで起きる問題が元になっているということ。
これは私が毎回面白いと思っているポイントです。
なぜこの作品が好きなのか、改めて認識しながらお話しています。
②人からの質問でさらに深まる
作品を紹介すると、もれなく質問をされることがあります。
結構、この質問が面白くって、自分では思ってもいないようなことを聞かれることがあるのです。
例えば、今回の質問は「シリーズが多いと思うのですが、どの巻が面白かったですか?」でした。
全く考えたことなかった!(笑)
シリーズを通して好きなので、この話が好きというものはなかったのですが、聞かれて初めて意識しました。
でも、、全部好きなんだよなあ!(笑)
純粋に、全部おすすめなので、まずは最新刊を読むのが良いとお伝えしました。
③エンロール次第でファンが増やせる
熱量を込めて説明すると、気になってくれる方も増えます。
気になってくれるということは、本を買ってくれる人もいるということです。
本を買ってくれる人が増えれば、出版社にも作家さんにも売り上げとして入ります。
売り上げがあがれば、次のシリーズも売れるぞともっと頑張って小説を書いてくれます。
次のシリーズが発売されたら、私は嬉しい!!!
おすすめするだけでこんなにも素敵な循環があるんです。
これからも全力で良いものを良いと伝えていきます!
本を紹介すると回り回ってみんなハッピー
人に本を紹介するだけで、
①自分が物語をどう捉えているかが明確になる
②人からの質問でさらに深まる
③エンロール次第でファンが増やせる
以上の良いことがあります。
アウトプットすることって本当に素敵です!
ちなみに、私は今日、同僚におすすめされて朝井リョウさんの『正欲』を買うことに決めました。
みなさんのおすすめ作品はなんですか?
読書会もできたら楽しそうですね!
ではまた〜