石川由弥子(ゆみこ)

大切なことは本から学んだ*本と映画、物語があるものをこよなく愛している元書店員|千葉出身|東京在住|本|小説|ビジネス書|マンガ|映画|夢はブックカフェを開くこと

石川由弥子(ゆみこ)

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  • 元書店員が厳選!おすすめ本

    8年の書店員歴を誇る石川がおすすめする本(小説・ビジネス書・絵本)を紹介します。

  • 元書店員が厳選!おすすめ漫画

    8年間書店員として働いた石川が送る、間違いなくおすすめの漫画(男性漫画・女性漫画)を紹介します。

  • 心揺さぶるおすすめ映画

    物語が大好きな石川が送る、おすすめの心揺さぶる映画です。

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こんな時におすすめ!イチオシ本屋さん【東京編】

こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。 みなさんは、推しの本屋さんはありますか? 自分の家の近くにある本屋が行きつけの方もいれば、三省堂書店やジュンク堂など大型書店が好きな方、個人経営の本屋さんが好きな方もいらっしゃると思います。 私は好きな本屋さんがいくつかあって、用途によって使い分けています。今日は、用途別・私の推しの本屋さんをご紹介したいと思います。 ・買いたいものが決まっている時【新宿】紀伊國屋書店 【おすすめポイント】取扱い冊数も多く、「ここに行けばある!」

    • もっと充実した1年にするための「やりたいことリスト」の作り方

      こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。 2024年になって2ヶ月。 年始から引っ越しやら部署異動やらでなんだかんだと慌ただしく、ようやく一息ついた気分です。 みなさんは良い1年のスタートが切れているでしょうか? わたしはというと、今年も年始に「やりたいことリスト」を書きました。 今までの「やりたいことリスト」の作り方から自分なりに改善したポイントがあるので、今回はそれをご紹介しようと思います。 改善点①やりたいことを50個にしぼる今までの「やりたいことリスト」は目標

      • 読書納め『終止符のない人生』

        2023年最終日。 読書納めはピアニスト・反田恭平さんの『終止符のない人生』でした。 初めて彼のことを知ったのはテレビ番組「情熱大陸」。 単身ロシアに渡り、活躍しているピアニスト。 番組を見たことがきっかけで、彼のリサイタルにも行ったことを覚えています。 海外で学ぶためには当然ながら活動資金が必要で、わたしが行ったリサイタルはその一環だったんだなと知りました。 本の中では、彼の活躍の裏側にある重圧や葛藤が描かれており、それでも自身の夢のために戦う道を選んだ彼の生き方に感

        • 人に優しい人が救われる 『スパあんこうの胃袋』

          こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。 人に優しくすることは当たり前だと思っているし、損得勘定があってやってあげているわけではないけれど、自分だけ負担が重くなってしまっている気がする……なんて、思ったことがある方はいないでしょうか? 人には優しくできるのに、自分は人に助けを求められずに気が引けてしまう心根の優しい方、そんな方におすすめしたい漫画があります。 今回は、「優しい人」が主人公の漫画『スパあんこうの胃袋』をご紹介します。 漫画『スパあんこうの胃袋』のあらすじ漫

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          合言葉はセルフラブ!『「なりたい自分」になるシンプルなルール』

          こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。 人気Amazon prime作品の「バチェロレッテ・ジャパン シーズン1」に出演されてから、世の女性たちに絶大な人気を誇る、福田萌子さん。 最近パートナーとの間に新しい命を授かったとニュースになっていましたね。萌子さん、おめでとうございます! かくいうわたしは、「バチェロレッテ」をリアルタイムで追って、恋の行く末を食いついて観ておりました。 当時は、推しが勝ち進んでいく姿を応援していたのですが、物語が進むにつれて、いつしか萌子さ

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          一生が一瞬!?限りある人生の生き方を問う映画『OLD(オールド)』

          こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。 久々にヒットな映画と出会いました! どんな人にとっても時の流れるスピードは同じ。 しかし、とある場所にいるだけで急激に時が流れ、猛スピードで歳を重ねてしまったとしたら。 そんな「もしも」が起きてしまう映画『OLD(オールド)』をご紹介します。 映画『OLD(オールド)』のあらすじ▼Amazon Prime Video (プライム・ビデオ) 『オールド(字幕版)』 https://www.amazon.co.jp/gp/video

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          充実した1年にするための「やりたいことリスト」の作り方

          みなさま、あけましておめでとうございます。 石川由弥子(ゆみこ)です。 三箇日があっという間にすぎ、わたしは今日が仕事始めです。 みなさんはどんなお正月を過ごしたでしょうか? わたしは実家に帰って、すっかり気が抜けてしまいました。 どんなに歳を重ねても、どんなに遠くで生活していても、いつまでたっても親は子を心配するものだと言っていました。 深い愛情を持って育ててくれた両親には感謝ですね。 家族のありがたみと愛情の深さを改めて感じた年末年始でした。 今年も感謝をわずれず

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          想いをカタチに、感動をテキストに

          こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。 やれ仕事納めだ、やれ大掃除だなんて、慌ただしく日々を過ごしていたら、あっという間に大晦日ですね。 今年1年あっという間でした。 今年を振り返ると、一番大きかったのは、5月からnoteを書き始めたことです。たくさんの方に見ていただき、本当に幸せな1年でした。 特に、この記事がたくさんの方にスキをしていただいたことが印象的でした。 ただわたしが好きな本屋さんをつらつらご紹介した記事が、こんなにもたくさんの方のお役に立てたことがとて

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          過去の呪縛とフラッシュバック『凪のお暇』

          こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。 『凪のお暇』の新刊がでました。 わたし、『凪のお暇』が大好きなんです。 過去にドラマも放送されていましたが、キャスト陣が最高でした。 わたしはキャラのイメージに合っているキャスティングなのであれば実写は許せる勢です。 我聞くんを高橋一生さんが、ゴンさんを中村倫也さんが演じられていたのですが、我聞くんのクズっぷりとゴンさんの人たらしっぷりが最高でした。 心の支えになっているがあまり、紹介することを失念していた『凪のお暇』をご紹介

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          『ハリー・ポッター』とタリーズと十数年越しの組み分け帽子

          こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。 みなさんは魔法学校に入りたいと思ったことはありますか? わたしは「ハリー・ポッター」世代なので、もちろん本も映画も完走済みです。 本や映画に触れるたびに、何度ホグワーツ魔法学校に入学したいと思ったことか…。 USJにハリポタゾーンがありますが、行った時は本当に感動しました!日本にホグワーツはあった!!! そんな思い出の「ハリー・ポッター」、今再び話題になっていますね。 週末にタリーズに行ったら、ハリポタのコラボドリンクやスイ

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          大切な人との日々が一番の宝物『きのう何食べた?』

          こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。 映画を心待ちにしていた『きのう何食べた?』、仕事終わりに観に行きましたよ〜! ドラマも最高でしたが、映画はもっと最高でした。 今日はその映画レビューをしていきたいと思います! 漫画版のレビューも書いているのでこちらもぜひご覧ください↓ 映画『きのう何食べた?』のあらすじ街の小さな法律事務所で働く雇われ弁護士・ 筧史朗 【シロさん】 (西島秀俊)とその恋人で美容師・矢吹賢二【ケンジ】(内野聖陽)。同居する二人にとって、食卓を挟

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          美味しい幸せ『南極料理人』

          こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。 私は食べることが大好きです。 美味しいものが出てくるドラマも映画も漫画も同じくらい大好きです。 『かもめ食堂』を観たらシナモンロールやおにぎりが食べたくなるし、『きのう何食べた?』を読んだらシロさんが手際良く作った家庭料理が食べたくなるし、『めがね』を観たらみどりさんが炊いたあずきをたっぷり使ったみぞれ氷が食べたくなるし、『深夜食堂』を観たら大鍋で作られた豚汁が食べたくなるし、『いぶり暮らし』を読んだら丁寧に作られた燻製が食べたく

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          伝えたいことは生きているうちに『西の魔女が死んだ』

          こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。 小説『西の魔女が死んだ』をだいぶ昔に読んだのですが、不意に懐かしくなり、映画版を観ました。 ストーリーをすっかり忘れていて、新鮮な気持ちで観れたので、感想を書き留めていこうと思います。 『西の魔女が死んだ』のあらすじ中学に進んでまもない夏の初めに、学校へ行けなくなったまいは、森で暮らす“西の魔女”のもとで過ごすことに。西の魔女とはまいのママのママ、英国人である大好きなおばあちゃんから、「早寝早起き、食事をいっぱいとって、よく遊ぶ。

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          「普通の人」の心の闇を暴く『炎上フェニックス』

          こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。 先週金曜日に会社で指定された試験がありまして、ここ1週間は試験勉強に集中していました。 試験が無事終わり、開放感に満ち溢れています。 試験会場に着く前にふらりと立ち寄った本屋で、ようやくゲットしました。 石田衣良さんの新作IWGPの第17弾『炎上フェニックス』。 ▼池袋ウエストゲートパークについてはこちら 週末にカフェで一気読みし、いまとても心がほっこりしています。 マコトもキングも最高でした! 今日はそのレビューをしま

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          誰もが旅の途中『パンとスープとネコ日和』

          こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。 お久しぶりになってしまいました。 力を抜いてnoteを続けようと思ったら思いっきり力を抜きすぎました(笑)。 また今日からnoteを綴っていこうと思うので、よければお付き合いください。 力を抜きたい時に見たくなる女優さんがいます。 それがわたしにとっては、小林聡美さん。 彼女の演技は、自然体でとても心地が良い。 だからこそ、疲れた時に会いたくなります。 今回、選んだ作品は、松本佳奈監督のドラマ『パンとスープとネコ日和』で

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          女性性の奥深さを知る『娼年』

          こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。 先日、石田衣良さん原作の映画『娼年』を観ました。 こちらの作品は、池袋にある東京芸術劇場にて舞台化もされ、仕事を早退して観にいった思い出の作品です。 石田衣良さんといえば、大人なラブストーリーが上手な作家さんですね。 そう、例に漏れず、この作品もとても大人な作品です。 本作の見どころは、なんといっても女性の数だけある性欲の形。 もはや濡れ場しかないと言っても過言ではないこの作品を、主演の松坂桃李さんは体当たりで演じ切ったわけ

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