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第1稿 「あ」こがれ(憧れ)の人
こんにちは。
では、今日から具体的なテーマを決めて書いていきます。
□今日のごあいさつ
ここでは、「あ」から順番に、それを頭文字とする言葉をテーマとして文章を書いていきます。
今回は最初の「あ」です。
つまり、これを読まれている方は、最初の「あ」に立ち会えた方ですね。おめでとうございます。そして、ありがとうございます。
では、第1稿、よろしくお願いします。
▽目次
□「あ」こがれ(憧れ)の人、にした理由
□私にとっての憧れの人とは?
□でも、それ、本当?
□まとめると…
□今の憧れの人とは?
□今日の終わりのごあいさつ
□「あ」こがれ(憧れ)の人、にした理由
どうやら私は、第一印象ではとてもちゃんとしている人に見えるようだ。それはきっと、外見によるものではないかと思っていたのだけれど、それも違うのではないか、最近そんなことを思うようになった。
□私にとっての憧れの人とは?
私が今まで憧れだと思っていたのは、バリバリ仕事ができて、上司からの信頼も厚く、後輩からは慕われている、そんな女性だった。つまり、きちんと自立していて、人からも好かれている女性。
□でも、それ、本当?
最近そこに疑問を持つようになった。
というのも、いろいろ自分のことを考える中で、本当に自分はそんな女性になりたいか?と問われると「うーん…」と考え込んでしまうことに気付いたからだ。
だったら今までの憧れは何だったのか?
もしかしてそれは、誰かからの私に対する期待であったり、子どもの頃の親の刷り込みだったりするのではないか?そんなことを思った。
で、話を冒頭に戻すと、私の第一印象は、もしかすると、そういった外部からの求めに応じようとした名残りではないか。なるほどそう考えると納得がいく。
□まとめると…
つまり、何が言いたいのかであるが、今自分が”憧れている人”だと思っているイメージは、もしかすると、いつかの誰かの願いや期待を、ずっと背負ってきていたものではありませんか?それ、本当に自分の憧れですか?ということ。
確かに、そのいつかの憧れで今の自分が成立できていて苦しくなければいいのだけれど、もし今どこかに違和感を感じているのであれば、もう一度自分に問い直すきっかけになるのではないか?
そんなことを思っていたのでした。
□今の憧れの人とは?
ちなみに今の私の憧れは、ゆる〜く緩んでいる人。
一緒にいてホッとする人。
勝手に卑下をせず、勝手に人を見下したりもしない人。
そして、一緒に仕事をするなら、それに加えて、プロである人。
最後まで細部まで丁寧な人、バカ話ができる人(?)がいいなぁ。
などと思いつつ、これまで私の中でイメージしていた憧れの人がいかに借りものののイメージであったかに気付き、今の私はもう、それに憧れていた頃の私とはほど遠いところに来ているのだなぁと感じていたのでした。
さて。
今のあなたの憧れの人はどんな人ですか?
□今日の終わりのごあいさつ
そんなわけで、これにて第1稿は終了です。
今回のテーマを、憧れの人にすると決めたはいいものの、書き始めると行き詰まり、あやうく第0稿から第1稿を書くまで半年かかったねーな事態になりそうでした。危ない危ない。
とにかく最初の危機を回避できてよかった。
そんな第1稿でした。
おわり
written & photo by Y.Megumi