イメージの違い
ある日のグループレッスン後のこと。
あるご夫婦とお話していました。
お二人はボルダリングの趣味があり、かなりの熟練。
お互いにアドバイスし合うこともあるそう。
しかし、、、
なーーーんか伝えたい動きが伝わらない。
意図した動作が相手に伝わってない。
というようなことがあるそう。
みなさんもそんな経験ないですか?
コンディショニングコーチ・トレーナーからすると
お客様に説明をさせていただく機会が単純い多いのでそういったことは多々あります。
伝え方、説明の仕方をより学ばなくてはいけません💦
が、一点知っておいてほしいポイントがあります。
脳内イメージ
突然ですがイメージしてみてください。
あなたは野球のピッチャーです。
マウンドに立って、正面にいるキャッチャーに向けて
ボールを投げる様子を頭の中で想像してくみてください。
イメージできましたか?
イメージした際、
そのイメージの種類は大別して2つに別れます。
①主観的視点
ゲームでいうところのFPS(ファーストパーソン・シューティング)
普段見ているのと同じ視点ともいえます。
自分自身の身体を動かしているイメージです。
②俯瞰(ふかん)視点
ゲームでいうところマリオ的な横スクロール画面のような感じ。
動かしているキャラを客観的に眺めているような視点。
今回の場合自分自身を横から眺めているわけですが、
TVの野球中継を見ているようなイメージです。
あなたはどちらでしたか???
このように同じ動作を説明するor説明されたとしたも
その方の頭の中でのイメージの仕方は異なります。
①の主観的イメージの方と②の俯瞰的イメージの方では
捉え方が違っているので上手く噛み合わないのは想像できますよね。
ちなみにご夫婦は、
ご主人が主観的イメージで奥様が俯瞰的イメージでした😂
この件だけが全ての要因ではないと思いますが一つの要因ではあると考えられます。
ちなみに
①の主観的イメージの方は自分の身体を動かして覚えるのが得意のタイプ。
例えばトレーナーが動作の説明をする際に
説明を聞きながらトレーナーと同じ向手足を実際に動かしたりして覚える方が多いです。
逆にいうとトレーナーと向かい合った状態で、鏡のように反対の動きをしたりするのが苦手かもしれないです。
②の俯瞰イメージの方はその逆が言えるかも。
※絶対そうだという訳ではないです
なーんかイメージ合わないな、、、。
と思ったらどんな脳内イメージのタイプか確かめてみるのは良いかもしれません!
皆様の参考のなれば幸いです。
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