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読書ファミリーが推す!スコットランドで10歳になるまでに読むオススメ絵本&児童書

ランドセルでお馴染みのセイバンが運営する探究子育てまなびメディア「Soda! Soda!」の人気コンテンツ「🌎グローバルレポート」でスコットランドに住む我が家の「📚本と読書事情」について書かせていただきました。

「違いを知ってつながる」をキーワードに、世界各国のグローバルレポーターが現地の育児・教育情報を共有する人気のコンテンツ。世界各国に住んでいる日本人ママたちのリアルな子育て・教育レポートはいつも新鮮そのもの!ライターをしている私自身も、他の国の子育て事情を読んでいつも新しい発見があったりします。 そんなグローバルレポート今月のテーマは「📚本と読書事情」。

我が家は夫婦で「読書は絶対に必要!どれだけ本を買っても、お金の無駄にはならない」という共通した価値観を持っているため、子どもが小さい時から惜しみなく本を与え、読み聞かせしてきました。

そんな数々の思い出深い絵本の中から、日本語翻訳もされていて、日本でも手に入る絵本を厳選して3作品紹介させていただきました!またスコットランドの小学生が10歳になるまでに必ず読む大人気の児童書も併せてご紹介しています。(これも日本語訳されているものをチョイスしました🎶)

私が読書に関して話し始めると止まらなくなるので注意が必要ですが(笑)、子育ての中で読書の魅力と言えば、

● 親子でのコミュニケーション
● 子どもの国語力を伸ばす
● 子どもに一生楽しめる趣味を1つ与えてあげられる

の3つではないでしょうか。

赤ちゃん〜幼少期はなんと言っても親子でのコミュニケーション。子どもをちょこんと膝の上に座らせて、絵本を読んであげることは親子の大切な時間になっていました。


我が家の子どもたちは「くまのプーさん」「がまくんとかえるくん」など記事に紹介した絵本をはじめ「ぐりとぐら(著・中川李枝子)」「14ひきシリーズ(著・いわむらかずお)」「はじめてのおつかい(著・筒井頼子)」「マフィンおばさんのパンや(著・竹林亜紀)」「てぶくろをかいに(著・新美南吉)」「すずおはあさんのハーモニカ(著・あまんきみこ)」など心が温かくなるような優しいお話をたくさん読みました。英語の絵本でいうと我が家のお気に入りは「Winnie the Pooh」「Frog and Toad」をはじめMichael Rosen「もちでいちばんつよいのは?」でお馴染みのJulia Donaldson、Eric Carleなど気に入った作家の作品を読むことが多かった気がします。

そして読書の2つ目の魅力は子どもにとってとても重要な「国語力」の土台を築くこと。学生時代、個人塾の講師をしていたことがあるのですが、当時から「いまは国語力の低い子が多い」ということが言われていました。算数の計算はスラスラ解けるのに、文章問題になると「何を聞かれているのかわからない」「文章問題に書かれていることが理解できない」といった多くいることに驚いた記憶があります。

これからはAIの時代。「今まで私たちの世代が学習してきたようなことはロボットやコンピューターがしてくれるようになるから、必要ないよ」と言われることもありますが、国語力は生きていく上で絶対に必要な力だと私は思っています。働き方が変わっていっても、コミュニケーションはなくなりません。そして、コミュニケーションの根底にあるのは国語力。相手の言っていること、メールの内容を読んで、理解する力がないと仕事はできません。あるいは自分の伝えたいことを言語化する力がないと円滑なコミュニケーションにはなりません。小さい時から読書を通して、この「国語力」は伸ばせると信じて読み聞かせを行ってきました。

最後の魅力は純粋に「読書の楽しさ」を子どもに教えてあげられることです。読書を通してこの世に存在しない人に出会うことが出来る、行ったことのない場所に行くことが出来る、したことのない経験をすることができる(もちろん実際に経験するのではなく、頭の中で想像するだけですが)、見えない心の動きを感じることができる――。ただ文章を読んでいるだけなのに、その本の世界に没頭できて、登場人物と一緒に笑ったり、怒ったり、泣いたり、悲しんだりできることが私にとって読書の最大の魅力です。

そして読書が自分の生活の一部になってからは、コロナ禍のような状況でも、海外暮らしでも、旅行中でも、家でも、歳を重ねても、場所や年齢や環境を選ばず楽しめる娯楽の1つだと痛感しました。こんな読書の素晴らしさを子どもにも伝えられたら嬉しいな、と読書好きとして思っています。

セイバンが運営する探究子育てまなびメディア「Soda! Soda!」の人気コンテンツ「🌎グローバルレポート」では、スコットランド以外にも世界各国のママたちの本と読書事情を発信中です!世界に住むママさんのオススメの絵本の中から、お子さんに読んであげたい本が見つかるかもしれません🌟