自分には、価値があるのか。
自分の発想には、自分のつくるものには、自分の仕事には、どれくらいの価値があるのか。もしくは価値などないのか。客観的に計ったら、本当のところどうなんだろう。と、ときどき考える(まったくもって自意識過剰な話だが)。でも、自然の創造物であれ、人間の創造物であれ、この世の万物を正確に計れる客観的なものさしなどないのかもしれない、とも考える。ものごとの価値を決めるのはいつも人間であって、それは時代の支配者や社会のムードや技術の進化によっていつも変化していくものだし、個人や集団それぞれの