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「消化はとっても大切」の話し方ワークショップをやりました
先日、「消化を良くする食べ方ワークショップ」を開催しましたので、ご報告いたします。
食事や栄養について詳しいのに、いざ話して説明しようとすると、こんな状態になっている人が多いように思います ↓
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そこで、消化の大切さを学べるだけでなく、それを誰かに伝えるノウハウも身につくワークショップを目指しました。
特に今回力を入れたのが、「おみやげ」です。
消化がどれだけ大切なのか
消化を良くすることで、どんな変化が期待できるか
消化を良くするためには、何をすれば良いのか
こうしたことを、論理的に分かりやすくお伝えするためのフローチャートをご用意しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1706859987568-GU8AOKeWhG.png?width=1200)
ただ、ワークショップ当日が近づくにつれて、ふと不安になったことがあります。
ひょっとして
今回参加する皆さんって……
話しのプロばかり?
食事や栄養について話して説明するお仕事を、長年続けられている方々が集まっている感じがしました。
ひょっとすると、話し方のアドバイスは必要ないのかも……
逆に、「私が教えてあげましょうか」とか言われそう……(^^;)。
そこで、ワークショップの冒頭に、「話して説明する際に、何か難しいと感じていることはありませんか」と恐る恐るお聞きしてみました。
皆さん、長年続けてきた食事の仕方が染みついているので、「こういうものを食べた方がいいですよ~」とお話ししても、なかなか変えられないようです。一歩目を踏み出してもらうのが難しいです。
お話をしている時は、「あぁ~、それいいですね。やってみます」と言ってくださるんですけど、扉を開けて一歩出ると、全部忘れちゃっうみたいです。
おぉ~ そうですか!
それは良かった!
あっ、イヤイヤ。
それでしたら、このワークショップがお役に立てそうで、良かったです。ハイ。
さっそくですが、消化について説明している場面を想像してみましょう。
ちょっとお相手の食いつきが悪くて、「アレ、この人は消化ネタにはあんまり関心なかったかな……」と感じたとします。
どうすれば、その人をグイグイ話に引き込むことができて、前のめりにできるでしょうか?
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一体、どうやって話せば興味を持ってもらえるのか?
……
……
……
わかりません!
難しすぎて、わかりません(笑)
順番として、まず話を聞いてもらえる下地を整えておく方がいいです。
食事のアドバイスに興味を持ってもらったり、長年続けてきた食習慣の壁を崩してもらったりするには、相当のインパクトが必要です。
話し方だけではなかなか解決できません。
それなりの仕掛けを用意して立ち向かうべきなのです。
今回のワークショップでご用意した仕掛けは、2種類の消化セルフチェックでした。
まず、こちらのフローをご確認ください。あなたは、AとBのどちらの話し方がベターだと思いますか?
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自分で簡単にできるチェック法を知っていれば、Bに行けます。
知らなければ、Aのようなアバウトな話しかできません。聞く側からしたら説得力も欠けるし、インパクトも弱いです。
チェック法は、やり方を分かりやすく説明したPDFファイルにまとめました。印刷して、「これやっといてくださいね」と渡せばいいだけです(あるいは、PDFファイルをメール送信するだけ)。
![](https://assets.st-note.com/img/1706778783687-YOsP7FZgbl.png?width=1200)
チェックを行うことで、自分の消化力に問題があるかどうかを確認できます。
おまけに、もし消化が悪かったのであれば、チェックをしている時に体調が良くなります。ふだんは食後に眠くて崩れ落ちてしまうのに、眠くならないとか、いつも胃もたれするのに、スッキリして楽な感じとか。
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これくらい空気が温まっていたら、やりやすいですね!
消化について語り始めるのは、そこからでいいのです。
ここで今日の一句。
聞きたいと
思わせてから
語り出す
ワークショップの中では、消化についてお伝えすると良い大切なポイントを解説しました。
ちなみに、ぼくはイラストがないと説明できません。皆さんも、イラストがあった方がやりやすいかな、と思いまして、何点かおみやげでご用意しました。
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PDFファイルでお渡ししていますので、印刷したり(A4サイズ推奨)、パワーポイントに取り込んだりしてご利用いただます。講義とかされるのでしたら、ガンガン使っていただいてけっこうです。
ワークショップ当日は、消化を良くするお料理をランチとしてご提供しました。そのレシピもおみやげに。
![](https://assets.st-note.com/img/1706753817131-geUmf3sgHH.png?width=1200)
とりあえず、今回のご報告は以上です。
また何かのワークショップを企画しましたら、こちらでお知らせしますので、会場でお会いできたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
ワークショップは時間の関係上、どうしてもダイジェスト的な内容になってしまいます。もっときちんと学べる講座もございますので、ぜひ内容をチェックしてみてください。