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隔離5日目のぶつぶつぶつ

夜は23時くらいに寝て朝は7時に起きる。日本では考えられないような健康的な生活リズム。

隔離ホテルはブルーシートで覆われて、スタッフはみんな防護服の様な物を着てる。そもそも部屋から出られないから、その人たちと関わることはほとんどないんだけど。毎日同じ朝食。パンとベーコン、目玉焼き2つ。コーヒー。 

9:00頃「コンコンコン」と毎回同じリズムのノック。ドアの外に食事が置かれる。取りに行くと他の部屋の人たちもドアを開けて出てくる。

楽しみというか、一日の刺激の様な物がそれしかなくてそれにすがっている様な感じ。たかが、数日でこんなになるか。。もし部屋が広くて日当たりも良ければまだマシなんだろうけど、僕の部屋は20代のころに住んでいたワンルームのアパートの様な狭さ。

文句ばっか言っているけど、もう数日すればこれにも適応して快適に過ごしているんだろうな。

所詮僕は繊細で五感の鋭い人にあこがれている凡人中の凡人以下の凡人なんですわ。未だに空想大好きで頭の中ではロックスターや超能力者に変身している結構痛い。自分でも思うがやめられないのね。楽しいのよ。



さてさてしかし、昨日の話じゃないけどさ、どれだけ自分がだらっだら生きてきたかと言えばさ、まず、勉強とかすっごい嫌いで部活とかスポコン的な物も大っ嫌い。何なら頑張ることが嫌いで、努力しないもんだからもちろんできる事も少なくてそうなるとより一層やらなくなる。 きっと普通は出来ないから努力するんだろうけど、出来ないからできないってことで終了。。。厄介ですね。

ただ、いっちょ前に趣味的な物はあって、音楽鑑賞とか体を動かさないでいいようなものとか(10代とは思えない。。)その頃バンドもやってみたけど案の定練習しないから全然上達しないでなんとなくそれっぽくジャンジャカやってるだけで続かなかったな。楽器重いから苦手だった。

やってたのもパンクバンドで、それも理由がシド ヴィシャスみたいになれば大して努力しないでも上手いこといけるし、サクっと死んじゃって刹那的な感じでかっこいいし楽そうって思ってたけど、そもそもそんなカリスマ性も度胸もない田舎の子供には世界が違い過ぎた。

20代くらいになって周りの友達や人々が就職やれ進路についてあーでもないこーでもないって言っている時に、僕は心の底から「生きる事=働くこと」って図式が嫌で気に食わなくて疑問だらけだった。「ただこの星に生まれ生きているだけなのになんで働かなきゃいけないんだろう」とか「日本人の働き方がつまらなそう」って思ってた。正直、後者に関しては今でも思ってる。さらに今僕はすごーくすごーくつまらなそうに働いていると思う。

結局20歳くらいの時に働きたくないからバックパッカーになった。まあ、よくある話だ。上手くいく人はその経験を生かして楽しくてしっかり稼いでいる生き方をしているが、まあああ,僕はどんな経験も活かすこともなく、そもそも何も身につけれるような事は、、、、、無いっすわ。

好きな事を仕事にしている人は世の中に沢山いて、自分もああなりたいって思うけど、思うだけで、自分を見つめる事すらしないで何の努力もしてないから何にもなりゃしない。。


と、まあこんな風に頑張ることもなくだらだらだらだらだらだらだらだら生きていたからこの年になって案外困っていたり仕事の辛さに耐えにくかったりしますけど、まあ、自分が楽な事だけ選んできた人生なのでね、特に後悔もないし、自分みたいな感じの人がいてもそれはそれでいいと思う。

世の中には自己啓発的な事とかいろいろあるけど、何をしたって生きにくい人には生きにくいんだから、そして誰も助けてはくれないし自分独り。でも案外自分の安らぎってそこよね。


さあ、どうやってこの世界を泳いでいくかねえ。


だるいな、やっぱゴロゴロしよう。









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