2024年問題4
さて、法律によりどう変わったかを書いていきました。
何が、問題なのか?
もちろん罰則!!ということもありますが、どんなことがおきるのか?です。
物流・運送業者が受ける2024年問題の影響で考えられるものとして以下の3つが考えられます(その他にもあるとは思いますが大きなもの)
〇労働時間の減少から積載量が減る
〇人件費増加による利益や売上の減少
〇残業代削減が起因の収入減によるドライバー不足
〇労働時間の減少から積載量が減る
ドライバーの労働時間が制限があるので、積載量が減ってしまう可能性が出てきます。(積み下ろしの時間もこの時間に入るので、今まで量がこなせない可能性)
休息時間を十分に設ける必要が出てきたため、積載量に対しての人員を確保できなくなり、引き受けられない荷物が増えてしまう可能性もあります(売上低下)。
今までと変わらない十分な積載量を請け負う場合には、人員の拡充(トラックを増やすなど)や営業所の開設など別の対策を考えなくてはいけません。
〇人件費増加による利益や売上の減少
労働時間の減少を人員拡充で補う場合は、社員数が増えるので、採用コストや教育コスト、社会保険料などの労務コストも増加するので、人件費の上昇は避けられません。
〇残業代削減が起因の収入減によるドライバー不足
人件費の上昇や引き受ける荷物の減少により会社の収益が悪化した場合、給与に影響が出る可能性があります。
元々、ドライバーの給料は、低めであると言われており、2024年問題に対応したことにより、ドライバーが受け取る残業代が減ってしまうとより給料がより低くなってしまい、ドライバーがこの業界から離れて行き、ドライバーが確保できないという可能性も出てきます。
荷主が受ける2024年問題の影響はどんなものがあるのか?
大きくは以下の2点があります。
〇物流コストが増大する
〇輸送に時間がかかる
〇物流コストが増大する
2024年問題によって人件費(人材確保、給料)が上昇すれば、そのコストは運送料金に上乗せされます。そのため、物流コストが増え、荷主の支出が増加します。
荷主にとって物流コストの増大は、利益や売上の減少につながり、事業経営に直接的に影響する問題となります。
〇輸送に時間がかかる
時間外労働や休日出勤の制限、ドライバー不足によって、これまでどおりの輸送を依頼できなくなる可能性があります。いままで、出来た依頼が出来ないなども発生する可能性もあります
いままで、行けた距離の場所に行けなくなって、2台必要になると積み替えで時間がかかることもあります。