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中学校英語科教員/ 学年主任兼進路指導主任兼ICTリーダー / 英語教育推進リーダー(LEEP) / マイクロソフト認定教育イノベーター(MIEE)2023-2024 / Google認定教育者レベル1 / Apple Teacher / EDUBASE / Canva

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カスタムCopilot GPTを作ってみた

無料版でもGPT-4 Turboが使えることになり、話題となっているCopilotですが、有料版のProではChatGPTのGPTsのようにカスタムでCopilot GPTが作れるので、いくつか作ってみました。 ソクラテス式GPTまず、実際に作ってみたのは以下のようなものです。 ソクラテス式中学歴史 ソクラテス式中学理科 これらは答えを教えてくれるのではなく、ソクラテス問答のように、ユーザーとのやり取りを通して理解を深め、深い学びとなることを意識したものです。 こうした

    • Who is 漢字博士?ーKahoot!で文法導入

      今回は英文法の導入についての話です。 よくクイズで導入をする際にはPowerPointでJeopardy(ジェパディ)を行ったりするのですが、今回はKahoot!を使ってみることにしました。 ちなみにJeopardyというのはアメリカの有名なクイズ番組で、問題のジャンルや難易度を選んで、早押しで答え、難易度に応じて点数が与えられていくというようなものです。 Kahoot!は今の端末ではやったことがなかったのですが、ログインするわけでもないため、おそらく大丈夫だろうということ

      • Monoxerで簡単CBT

        本校ではAI学習アプリのMonoxer(モノグサ)を全学年で導入しています。 英語科では教科書の新出単語や学年での全単語、英検単語集などをタスクとして配信して活用させているところです。 また、文法ごとに穴埋め問題のタスクも少しずつ作成して配信しており、授業後や家庭学習で使用させています。 WorldClassroomの音読練習も活用しつつ、AIでの英語力定着を少しずつ図れればなと思っています。 ただ、学年や教科によって使用状況が大きく異なるのが現状です。 学年によってはまだ

        • Copilot Labについて

          マイクロソフトの生成AIであるCopilotですが、実はCopilot Labというサイトで複数のプロンプトを紹介しています。 英語版だけではなく、日本語版のサイトもありますので、こちらに掲載されているプロンプトを紹介していきたいと思います。 プロンプトは「アプリ」または「カテゴリ」から検索することができます。 アプリで「Word」で検索してみると、以下のように一覧が出てきました。 この中の7つめの「このドキュメントの要約」を選択すると以下のような画面になりました。 こ

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          Canvaを使った中学3年間最後の英語の授業

          中学3年生ではこの時期から卒業式練習や特別な授業が始まるため、通常の教科の授業はなくなり、いわゆる特別時間割となってきます。 そこで中学生として最後となる英語の授業での取り組みについて紹介したいと思います。 最後の授業について簡単に紹介すると、『自分の3年間を英単語1単語で表し、Canvaでスライドを作り、発表しよう』というなかなかクリエイティブなものです。 こうした即興のスピーチに関しては、以前某中学校で実践している様子のビデオを見せてもらう機会があり、そのうちやりたいな

          Canvaを使った中学3年間最後の英語の授業

          Copilot活用校内セミナー

          Microsoft Copilot活用のための校内自主研修会(セミナー)を開催しました。 Copilotは教員用タブレットが新しくなって(Windows 11が入って)から知らず知らずのうちにうちに存在するようになり、何なのかと疑問を持つ人が増えてきました。 一部の人にCopilotは生成AIなのだと教えると興味を持つ人も増えてきました。 そこでせっかくなので、もっと校内で広めてみようと思い、セミナーを企画、実施しました。 スライドの表紙からのヘッダー画像でも分かるように

          Copilot活用校内セミナー

          リーディングDX事業 生成AIパイロット校 成果報告会に参加しました

          タイトルの通り、都立一般一次前日の本日2月20日に、リーディングDX事業 生成AIパイロット校 成果報告会に参加しました。会場はベルサール東京日本橋で、入り口を探すのにやや戸惑いました。 イベント内容イベント内容は下のリンク先にあるように、基調講演やパネルディスカッション、ポスター展示となっていました。 ◆趣旨説明  文部科学省初等中等教育局学校デジタル化プロジェクトチームリーダー 武藤 久慶 氏 ◆基調講演  デジタルハリウッド大学 教授・学長補佐 佐藤 昌宏 氏 ◆パ

          リーディングDX事業 生成AIパイロット校 成果報告会に参加しました

          都立高等学校推薦に基づく選抜 男女合同定員の影響

          令和6年度都立高等学校推薦に基づく選抜の合否結果が、先週金曜日に発表されました。 今年度入試から男女別定員が撤廃され、完全に男女フリーでの選抜となっており、どのような結果になるのかが注目されてきました。 一般入試では2年間にわたって男女別定員緩和がなされてきましたが、推薦に関しては緩和はなく一気にフリーとなった形です。 さて、本校の第3学年ですが、指導の過程から例年通りの4割程度の合格か、あるいはそれ以上になるのではないかと思っていました。 集団討論に関しては読めないところ

          都立高等学校推薦に基づく選抜 男女合同定員の影響

          Microsoft Power Automateを用いた受験番号報告や欠席連絡の自動化

          3年生に私立高校の受験番号が交付されたら必ず報告するようにと指導しているのですが、口頭で伝えてきたりメモを渡してきたりと、人によってその方法は様々でした。 タイミングもバラバラで煩雑になったり、報告が漏れたりすることもありました。 この受験番号報告を自動化できないかと考え、Microsoft Formsで投稿させ、Power Automateで自動的に教員用のTeamsに流れてくるようにしました。 Power AutomateとはPower Automateとは、定型業務を

          Microsoft Power Automateを用いた受験番号報告や欠席連絡の自動化

          音読練習とESAT-Jの結果

          今年度は新たな取り組みをいくつもしてきました。 その中で顕著なものはWorldClassroomの導入でしょう。 このWorldClassroomを用いて、個別最適化された音読練習を重ねることができました。 英検の二次試験前には二次の音読練習のための任意課題を配信したり、10月と11月にはESAT-J(中学校英語スピーキングテスト)に向けた音読練習を配信したりしました。 音読大会生徒は自分の好きなペースで好きな回数ぶん、練習をこなしていました。 そんな中で11月にはWorl

          音読練習とESAT-Jの結果

          AI授業診断サービスについて

          1学期だったでしょうか、テレビでAIを用いた授業診断サービス「tomoLinks」について紹介されていました。 これはコニカミノルタが提供しているサービスで、授業を録画すると動画や音声をもとにどういった授業であったかをAIが判断してくれるというものです。 ※公式HPの埋め込みがうまくできないので、別の記事を埋め込んでおきます。 授業診断については、カメラにより撮影された動画を元に生徒がどういう動きをしていたかを知ることができます。 これは個々の生徒を特定するためではなく、

          AI授業診断サービスについて

          校内研修会の講師を担当しました。

          近隣の中学校でC4th Home&School(以下、HS)の校内研修会を行うというので、講師として派遣されて行ってきました。 HS自体は導入済みとのことでしたが、本校での実践を紹介してほしいとのことだったので、これまでの実践を踏まえてメリットやデメリット、また設定等についてお話しました。 元々クラス数は多くないのですが、アットホームな雰囲気で研修会を実施することができました。 本校も普段からこういう感じで研修会を実施できればと思います。 研修会自体が様々なものに置き換わっ

          校内研修会の講師を担当しました。

          令和5年度都立入試男女別定員緩和の影響

          令和5年度都立入試での大きな変更点のうちのひとつに、男女別定員緩和拡大が挙げられます。 令和6年度入試ではこれがさらに拡大され、男女合同選抜になります。 そこで、男女別定員緩和でどのような影響があったのかをまとめていきたいと思います。 そもそも男女別定員緩和とは男女別定員緩和10%が導入された、令和4年度入試では、次のような説明がありました。 男女別の募集人員の各9割に相当する人員を、男女別の総合成績の順により決定した後、募集人員の1割に相当する人員を、男女合同の総合成績

          令和5年度都立入試男女別定員緩和の影響

          Canvaを使って進路説明会のスライドを作りました

          今年度は進路担当ということで、生徒や保護者向けの進路説明会も行います。 この進路説明会は年に2回あり、1度目は1学期中に終わりました。 1学期の進路説明会では、例年とは内容を少し変えつつも、従来の形を踏襲することとしました。 ただし、保護者の参加の確認についてはFormsで実施し、資料は印刷ではなく、pdfでの配布としました。 資料はwordで作成したもので、特に捻ったものではありませんでした。 第2回目の進路説明会では、pdfでの資料に加えて、Canvaで作ったスライドを

          Canvaを使って進路説明会のスライドを作りました

          オンライン国際交流を実施しました

          オンライン国際交流をすることになったきっかけ今年度は前年度より少しは余裕がありそうな気がしたので、今年の4月にふと、オンラインで国際交流ができないものかと思い立ちました。 元々は同じく英語を外国語として学習しているアジアの国々と交流ができればいいと考えていました。 そこで役所のそれっぽい部署に聞いてみたところ、姉妹都市締結が既に結ばれているドイツの都市はどうかという話になりました。 ドイツであれば、英語を共通言語として交流することが可能そうでした。 さてドイツとどうやって

          オンライン国際交流を実施しました

          定期考査のデジタル採点について

          中間考査の時期になってきましたが、いつになっても採点は時間がかかるものです。 特に中間であれば、試験のない教科もあるので、なぜ5教科だけ忙しい思いをしなければならないのか、と思うこともあるはずです。 本校では数年前からデジタル採点用のソフトが、教員各自のパソコンに入っており、自由に使うことができます。 教科や単元によって使い勝手には差がありますが、活用ができている人にとっては働き方改革に繋がっています。 本校で取り入れられているデジタル採点ソフト本校では大日本印刷(DNP)

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