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【旅日記】(推し旅)あいみょん@広島グリーンアリーナ
これまで推し旅といえば、特定のアーティストと相場が決まっていたのですが、「時々は違うアーティストのライブも行きたいよねー」と相方と話していたのでね、今回初めて「あいみょん」のライブに参戦してきました。
推し旅の候補地
とはいえ、ふだん追っかけてないアーティストだと、ツアー情報に気づくのが遅くなるので、あいみょんの2024-2025ツアーに気づいたのは、すでに東日本の公演の発売後でした。幸い西日本の会場分はこれからというところだったので、自分と相方のスケジュールと睨めっこしてチャレンジする会場を選定。
初めてのアーティストだと、チケットがどのくらいの確率で取れるのかがわからないので、手探りです。もちろん最低1回、できれば2回行きたいけれど、何ヶ所申し込んだらいいのかが難しい。そして推し旅の場合は、会場の行きやすさもあります。
推し旅の会場候補としては
・新幹線の停車駅であること
・会場が街中にある、または主要駅から近い
この二つが重要です。
新幹線は、もちろん行きやすい、早く行けるというのもありますが、
「(飛行機と比べて)本数が多いのでチケットを取りやすい」「始発に乗れば(東京駅に近い)職場に出勤できる場所が多い」ということです。
地方公演だと、土曜に行って、ライブを聴いて、泊まり、日曜に帰ってくる、というのが基本的な行動パターンですが、新幹線を使うと
・午後半休で行き、ライブを聴いて、泊まり、翌朝帰ってきてそのまま出勤
というパターンも可能です。そこまでしなくとも、日曜の公演もOKということになります。ただ、まあ新幹線で3時間くらいのところまでですが。さすがにいくら新幹線でいけても九州は無理です笑。
会場の立地も重要です。特にスタジアムやアリーナは市街地のはずれにあることも多いので。そうなるとアクセスをどうするか考えないといけません。
ということで、あいみゅんの西日本ツアーの申し込み、悩みました。
私の乏しい知識でも、あいみょんが関西出身だということくらいはわかりますし、西日本特に関西地区のチケットは取りにくいかも、という危惧です。
結局、「えいや」で申し込んだ広島と神戸が当選。今回は基本アリーナツアーなので、どこも都会なのですが、この2箇所はどちらも新幹線バッチリ、空港もあるというところです。
広島グリーンアリーナへ
広島の会場はグリーンアリーナ。
ここは、全国の各都市のアリーナの中でも、最もアクセスがよい会場のひとつです。広島市民の足である広電(路面電車)の電停からも近いし、広島のバスの中心地である広島バスセンターの隣だし、ついでにアストラムラインという新交通も来ているし。
広島駅からは広電で、空港からは空港連絡バスが直行してくれます!
そんなわけで、今回の推し旅@広島は、行きはヒコーキ、帰りは新幹線にしてみました。幸い土曜のライブチケットが取れたので、新幹線始発でのエクストリーム出勤はしなくて済みました。
土曜は、羽田10時過ぎとゆっくりめのフライトで広島空港へ。
それでも広島駅には、13時前には降り立っていました。
バスセンターに直行しなかったのは、会場入りする前にしたいことがあったからです。
とりあえずは昼食も後回しにして、JR可部線で大町駅へ。そこからアストラムラインに乗り換えて終点の広域公園前駅へ。なんのことはない、この区間の初乗りを楽しみ、これで無事に広島県内の鉄道完乗となりました。
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アストラムラインです。
そう終点から反対方向に乗り続けると終点のひとつ手前、県庁前駅で下車すると、そこはもうグリーンアリーナ最寄駅でした。
素晴らしい、広島の交通ネットワークです!
まずは腹ごしらえということで、SOGOの飲食店街でお好み焼きをいただきます。広島に来たら一食は食べないとね!
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そしてホテにチェックイン。ホテルは「リーガロイヤル」ここに至っては、もうグリーンアリーナの隣です。ただ、この日は混んでました。チェックインするのに20分くらい並ぶという。。時間に余裕があってよかったです。
いざ、あいみょんライブへ
部屋でしばしくつろいで英気を整えてから、いざ参戦です。
って、部屋を出たのは、開演30分前切ってましたかね。
でも、ホテル正面から出て、車道を渡って階段を降りると、もうそこはグリーンアリーナの入口なんです。
ファングッズはスルーさせていただくので、もう即入場。
アリーナ席ということで席に着くまでもすぐでした。
でも指定された席に行ったら、通路から入ったどん詰まりの席で
「ん?、PAエリアの隣かぁ」
「隣の柵をずらして通路作ってくれればいいのに」
と思ってました。
ほどなくライブが始まります。
いちおうネットで見てセトリは確認して予習して来ましたが、とにかくライブは初めてなので、どんな雰囲気、演奏、照明、映像、進行になるのかなど、とにかく期待でワクワクでした。
いったん真っ暗になった会場ですが、音が始まるのと同時にスポットライトがあいみょんに当たります。
そして歌いながらセンター通路へ。
それまで気づいていなかったのですが、PAの前からステージまでは高いセンター通路が作られていて、あいみょんがそこで歌ってくれるのです。一番近くまで来てくれると、もうPA席横からでも程近いところです。
スタジアムとかだと広いのでこういう花道作ることはありますが、アリーナでは初めての経験でした。
もちろん、曲の多くは前方ステージでギターを弾きながら歌うことが多いのですが、曲によっては花道でアコースティックカルテット風の演奏だったり、ギター持たずにマイクだけで走ったり、振りをしながら歌ったり。
そして「君はロックを聴かない」で会場と一緒に歌い、そこで盛り上がった後は、ステージと花道を飛び出し、ステージ前や花道脇、そしてPA席脇まで歌いながら歩き、走り、ハイタッチなどもしてくれました。
私はハイタッチはできませんでしたが、あいみょんが50センチくらい横を通り過ぎて行きました。もう大興奮ですね。
今回の席、ビギナーズラックかもしれないけれど、でもあと神戸のチケットを取っておいてよかったと思ったのでした。
そして、開演から2時間半きっちり。アンコールなしでライブは完了しました。アンコールなしはいつものことのようで、みなさんすぐ帰り支度へ。
このほか、途中のMCタイムでは、時にデジタル双眼鏡も使ってアリーナ席・二階席のファンを捉えて直接話しかけるとか、アリーナという比較的広い会場でありながら、ものすごく暖かいコミュニケーションのあるライブでした。
それから、歌うあいみょんの周りをドローンを飛ばして撮影してステージに映すなどは斬新でした。ドローンについてはそれなりに経験のある私ですが、このドローンが結構な高速で、すごい精度で飛ばしてるので驚きました。あれはプログラムなのか人の操作なのか、どちらなのでしょうか。あいみょん以外にもバンドメンバーの面前に向かっても飛んで行ってたので、接触しないで飛ばすのはすごいです。
無駄なアンコールのやりとりの時間を取らないセトリ構成といい、若さのある公演・演出でした。
もう一度書くけど、神戸のチケット取っておいてよかった。
最後に
会場に入場する時、「うちわ」や「ネームボード」は禁止です。という確認、チェックがあったので、何かと思っていたのですが、「アイドルではない」からそれはやめて、ということなんですね。
なので、もちろんペンライトもなし。
私の感想のまとめですが、以下が直後に感じたことです。
・アリーナ全体との一体感
・観客とのとても近いコミュニケーション
(時に、関西的なノリ)
・さだまさしよりアコースティック
・若さと勢いのある演出と構成