女女関係
『文藝 2020秋季』で特集されてたテーマだったので、備忘録もかねて書いてみる。つまり、そろそろフェミニズムについて書きませんか?的な。
「女の敵は女」というのは時代遅れだ。これからは女は連帯っ……!の先駆けが #metoo だったとはいえるだろう。
ちなみに小さい「つ」は連帯のむずかしさ、失敗、女性の表象のされ方などを表現した。
強者のフェミニズムというのがある。
優秀な女性を支援しましょう、女性研究者を増やしましょう、とかは政府や企業もおこなっている。しかし、社会的弱者の女性への救済措置は未だ乏しい。(今回のパンデミックで浮き彫りにもなった)
女性の権利云々について声を上げられる女性でも、共感や弱者への視点は盲点になっているときもある。(男女関係ない話ではあるが)
経験則では、自分と立場が違う(レールから外れた)人に厳しいのは女性のほうだと思う。それが当たってるかも、当たってたら何でそうなのかも知らないが、個人的には「女はもともとそう」という話でなく、文化的刷り込み、社会環境、男性中心主義、ルッキズムの弊害、などなど、さまざまな要因があると思う。
セーラームーンで女性間の連帯があっても結局うさぎはタキシード仮面のとこ行っちゃうし、NANAも最初はナナとハチの友情物語だったのにドロドロ恋愛になっちゃうし。
シスターフッド(Sisterhood):姉妹関係や女性たちの連帯を意味する言葉
いま、全世代の女性に響く、シスターフッドのロールモデルを描いた『物語』が求められている。
というわけで、たまにはタイムリーな話題について、詳しくもないくせに書いてみました。
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