「しっかりしているから彼氏必要なさそう〜」って、等式として成り立っていないぞぉ〜
「しっかりしているし自立しているから、彼氏欲してなさそう、結婚とか興味なさそう」とか、結婚願望があると言うと「え、意外!仕事バリバリやっていきたいタイプだと思ってた」って言われることがまぁまぁあるんだけど、それってよく考えてみるとあんまりロジックが上手く機能していなくない?と思う最近。
「自立」が精神的な意味にしろ金銭的な意味にしろ、「自立」しているからって必ずしも一人で生きていきたいというわけではないし、
しっかりしていてもパートナーが欲しい人はいるし、
仕事バリバリやっているからといって結婚できない/しないわけではないし。
こういう発想はやっぱり、
女性は結婚して家に入る or 結婚しないで働くという二元論的な考えから生まれるものなのだろうなぁと思う。
「絶対にこのどちらかではないといけない!」と強く思っていなかったとしても、なんとなくそういうイメージがすりこまれて最終的にこういう言葉につながっているのかなぁと思う。
そしてこういう発言や考え方は、その人個人というよりも、社会的に構築されたものである可能性が高いわけで、なかなか自分で気づくのは難しかったりする。
でも最近は昔と比べて、結婚しても働き続ける女性や、本当にいろいろな形のcoupleや家族がいて、そういった人たちが増えているおかげで社会的にも少しずついろいろな形が受け入れられるようになっていると思う。
coupleや家族のあり方は人それぞれであって、それを周りが「こうあるべき」と自分の物差しではかるなんていうのはナンセンスなわけで。
それぞれが「こうありたい」という形でお互い良い意味で干渉せずに生きていける世界に少しずつでも近づいていけるといいよねぇ。
(こんなこと書いておきながら、私自身も社会的なすりこみによって判断や発言をしていることがあるんだろうなぁ、気をつけなきゃな、、という自戒も込める。)
写真;バンコクのToo Fast To Sleepというカフェ。映えなだけではなく、いろいろなタイプの席があったり(テーブル、座敷風etc)24時間営業だったり。住んでいたエリアからは遠めだったから何度もは行けなかったけど、近かったらテスト期間通いつめてただろうな。