Peppa Pig という沼

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私は Peppa Pig というアニメにハマっている。どのくらいハマっているかというと、YouTube はプレミアム登録して Peppa Pig のフルエピソード動画を見つけ次第ダウンロードしている。また、スクリプトが利用可能であるエピソードはスクリプトをつけて、ないものについても自動生成して観ている。また、絵本ももちろん購入している。(それも数十冊単位で。)息子に読み聞かせることを主な目的にしているものの、その前段階として、まずは自分が読んでる。より正確には、音読している。

子ども向けのアニメなので簡易な英語表現で構成されているが、日本の受験勉強や英会話教室では習わない表現が豊富に含まれている。これらは実際に、保育園や公園でのパパ友の会話で役に立っている。 

Peppa Pig の魅力的な点は複数ある。 

一つ目は、イギリス英語であること。これは完全に私の趣味の問題である。一方、イギリス英語の子ども向けアニメという特徴が、(イギリス英語を聴きたい)私、(アニメを観たい)息子たち、そして(旦那が子ども面倒をみるという意味で)妻、の全員のニーズに合致する。いわば、三方良しなのである。

二つ目は、平和なアニメであること。まず、暴力的な内容が極端に少なくて、だれも死なない。(この点は意外と重要だと思っている。)。そして、教訓臭くない。たとえば「機関車トーマス」には教訓めいた話が多いが、Peppa Pig はそうでもない。 

三つ目は、登場人物に多様性がある。たとえば、地図が読めないのは Daddy Pig である。Mummy Pig は力持ちで、在宅で仕事をしてる。保育園の送り迎えは夫婦一緒あるいはどちらか、あるいは祖父母が来ることもある。Granpa Pig は自家用ボートを持っていて孫の面倒を頻繁に見てくれるし、気品ある老婦人の Granny Pig が糞尿の中に沈み込むこともある。 また、アニメの中の基本登場キャラクターが動物なので、当たり前のようにそれぞれの特徴がある。キリンだから背が高いとか、ウサギだからニンジンが好きとか、イヌがブタを "Water Hog" と罵ったりする。英国なので女王もいる。このように多様性に富んでいるアニメなのである。 

と、書いたら切りがなかったので、この辺りで打ち止めにする。明らかな沼であり、今後も子育てをしながら自分の欲求も埋めていきたいと思う。

脚注


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