自分がいいと思えないのに売らないといけない問題
どうも大石です。質問いただきました。
『自社商品がいいと思えないのに売らないといけない時、どうすればいいですか?』
これについて解説していきたいと思います。
解決策としては4つあります。
①自分ファーストでなくお客様ファーストで考える
競合他社の商品を比べると自社よりいいことはあると思います。
ですが商品を購入するのは「あなた」ではなく「お客様」です。
お客様がいいなと思うところを考えるに尽きます。お客様のニーズは自分とは違うかもしれません。自分基準で考えてはいけません。
②顧客のニーズ、悩みを明確にする
粗悪品でない限り売れます!!
恐らく、ニーズがないなと思いながら売っているのではないでしょうか?売り上げを上げろと言われノルマ達成の為、ニーズがないところに売っているのではないでしょうか?
この人がこの商品が欲しいです!ということが分かって販売してあげれば「ありがとうございます。」と感謝してもらえる。押し売りする必要がないのです。
(釣りに行っていて)目の前にアジがいます。鯛を釣ろうとしてるってありえない。アジ用の餌を投げればアジがかかってくる。
僕はバッテリーの添加剤を販売していました。
バッテリーの悩みを持っている人のところに行けば欲しいです!と言ってもらえる可能性は高いです。
しかし、そもそもバッテリー持っていませんっていう人のところに赴き、この商品めちゃくちゃ良いんで買っておいて下さい!と押し売りしたところで
「イヤー別に……そもそも必要ないんで…」となるのがオチです(笑)
物は良いのは分かるけど、特に必要ないです。となったら、その感覚は売っている側にも売られる側にも分かる。この人たぶん必要ないんだろうな?と思いながら売るから、お互い嫌な気持ちが残ってしまうのです。
逆に困ってます。のところに営業に行けば、ありがとうございます!と感謝になるのです。
車でもスポーツカーを求めている人に
「7人乗りで、荷物がたくさん積めてキャンプに行けますよ」
と言ったところで
「え…キャンプ行きたいなんて一言も言ってないんだがww」
と言われるのがオチです。
1人乗ってドライブを楽しみたい人にとっては7人乗りの車は必要ないわけです。デザイン性重視なのか機能性重視なのか、家族構成によってもニーズは変わってきます。お客様が何を求めているのか?明確にしましょう!!
③商品のメリットを考える
セールスポイントを探そう!!
何故自分の商品の良いところを探さないのか?と思います(笑)
他社比較して確かに、ここは劣ってるけどここに関しては、めちゃくちゃ優れてるんです!!と言えれば素晴らしい商品な訳で。
例えば化粧品、これ1本で乾燥・くすみ・シワなどの肌悩みが全て完結!!の商品があります。かたや、うちの商品はオールマイティな悩みには効きません。『美白』には特化しています。これ日本一です!
こう言えれば素晴らしい商品な訳で。シミを消したい、肌を白くしたいというニーズのあるところに売ってあげればいい。
でも、美白やシミに困ってないです。乾燥肌なので潤いが欲しい。みたいな人に、この商品、肌が白くなれてシミに効きますよと言ったところで響きません。ニーズがマッチしないのです。
何故その商品が良いと思わないのか?というところが、そもそもの原因
商品の良いところを探しましょう!何に優れているのか見つけましょう!
例えば車のメーカー。いろんなメーカーの車がありますが
ホンダなら○○!!
トヨタなら○○!!
という風に各メーカーによってセールスポイントが違います。特化しているポイントを押していけばいいのです。
他社比較して劣っているところがあっても他のところでカバーする
④転職する
罪悪感を感じながら売るのは悪です。セールスポイントがどうしても見つからないのであれば、転職するのも選択肢のひとつだと思います。