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【フリーダウンロード】ついに完成!D.T.Y.K. tapeの世界観をあなたへ
Y.K.Beatsです。
明けましておめでとうございます。
2025年もよろしくお願い致します。
フリーダウンロード
さっそくですが、2024年10月に制作スタートしたビートテープ【D.T.Y.K. tape】を、ついにリリースしました♫
こちらの記事では、ビートメイカー目線で音づくりに関する紹介を出来ればと思います。
こちらからフリーダウンロードできるので是非聴きながら、記事を読んでもらえたら嬉しいです!
▽▽▽▽▽
今回の音源は、もともとビートテープとして完成させようかと思っていましたが、僕はやっぱりラップがあるほうが好きなので、最終的にレコードのアカペラを乗せたリミックスアルバムに仕上げました。
後々は、インストverやCDでの販売も検討しています。
でも、ずっとこの音源ばかり触るのも飽きてくるので、まだどうするかは不明ですw
D.T.Y.K. tape制作におけるこだわり
このリミックステープ全12曲におけるこだわりは、音のトーン・カラーの統一感です。
12曲をそれぞれに作っていく中で、やっぱり音のフィーリングが違ってしまうので、最終的に統一感を出すのはとても難しいです。
そんな中、
アナログライクでマットな音質感
それでいて抜けの良い音
ドラムサウンドのゴツさ
往年のヒップホップ感
昭和のエモさ
こういったテーマを持って制作をすることにしました。
もちろんサンプリングソースが元々持っているアナログな質感が、かなり良い感じなのでそのままでもかなり良い雰囲気なんですけどね。
サンプリングソースについて
今回のリミックステープで使用したサンプリング音源は、
YOUTUBE
レコード
SPLICE
の3種類です。
特にメインのサンプルからドラムに至るまで、8割はYOUTUBEです。
デジタル臭さは出来るだけ消したかったので、全てアナログ経由でサンプリングしています。
とは言っても、
YOUTUBEを鳴らすPC
DJミキサー
卓ミキサー
オーディオインターフェース
MPCサンプリング
この順番で通しただけですので、だれでもできる環境だと思います。
でも、聴いてもらうと分かると思いますが、まったくYOUTUBEだとは気づかないと思いますよ!
そして、物足りない音にはSPLICEの音を使って補強する。
今回、レコードはスクラッチで使うぐらいでしたね!
実際に使ったサンプリングネタ
今回一番作っていて面白かったのが、サンプリングネタを選ぶ作業。
昭和音源に限定して、本当にたくさんの音源やテレビ番組、CMをチェックして自分的に「これだ!」と思えるものを厳選していきました。
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実は、今回のアルバムの3曲目だけは、全てSPLICE音源のみで作っていますので画像には含まれていません。
それを除いて、画像の左上から1曲目、2曲目、、、と並んでいます。
今回の制作のキッカケになったのはパルナスのcmソングです♫
Boombapじゃないけど、21 Savageのredrumって曲を彷彿とさせる雰囲気でインスピレーションを受けました。
チョップしまくっているので、原形が無い曲も多いですけど、そのままのヘビーサンプリングもあるので、そのあたりも楽しんでもらえればと思います♫
アルバムの音圧について
マスタリング手順の記事で紹介している手順そのままに実践しています。
今回は、それぞれの楽曲をミックスダウンしてマスターでM/S処理だけ行ってヘッドルームは-6dbぐらいあけておきました。
マスタリング用のプロジェクトに全曲を並べて、さらに各楽曲が聴いた感じで平均的になるようにイコライザーで調整。
最終は、マスタートラックでプリアンプ、ヴィンテージコンプ、ヴィンテージEQを使って仕上げる感じです。
調整をしていく中で、どうしてもピークが立ってクリップする部分が出てきてしまいますのでリミッター(マキシマイザー)を最後にインサートしておきます。
僕は、マキシマイザーのスレッショルドを下げて音圧をあげるのが好きじゃないので、今回もほぼ使っていません。
聴いた感じで、音に空間を感じられる程度にしか音圧を出さないので、他と比べると少し音が小さく感じるかも知れませんが、そこはあまり気にしないようにしています。
とにかくドラムを大きくしたかった!
特に今回はBoombapヒップホップの象徴であるドラムサウンドにフォーカスしてビートメイクしています。
いつもと言えばいつもなんですけどね。
バカでかいドラムサウンドなのに、全体バランスがとれているサウンドを目指したかったんです。
小さな音量で聴いたら、ほとんどドラムしか聴こえないレコードとか、けっこうありましたよね?笑
あの90年代ヒップホップのレコードを聴いた時に感じた感覚を再現することがひとつのコンセプトになっていました。
音の抜けと団子の狭間のミックス
そんな90sっぽい音を目指してしたので、やっぱり課題になるのはミックスダウンでした。
今回のリミックス曲のバランスは、
ドラム4:ボーカル4:サンプル2
みたいなバランスを目指しました。
ビートメイクの段階では、当然ボーカルがないのでサンプルの音量は大きくなりがちなんですが、そのままだとドラムが際立ってくれないw
そこで、サンプルを奥に配置してスキマを作っています。
あとイコライザーやフィルターでのローカットは最小限にしています。
ここが90s感のポイントだと思うんです。
ガッツリとローカットすると、すごく抜けが良くなってパッと聴きはとても良い感じなんですが、ちょっとスカスカした感じになって物足りないんです。
だからといって、ドラムとサンプルの低音かぶりも相当ダサい感じになるので、ちょうど良い感じのバランスにするのは苦労しました。
アカペラの選び方
ここに関しては、ビートを最優先にして、雰囲気に合うものを選んでいます。
bpmはDAW上でガッツリ変えているものも多いですね!
好きな曲のアカペラで、使いたいと思ったのに限ってシックリ来ないww
だから、いろんなアカペラを合わせてみて合うものを選ぶ。
そのアカペラに合うように、構成を作るという手順でやっています。
最後に
ずっと90sBoombapなビートで構成した音源を作りたかったんです。
それがようやく形にできたことを嬉しく思います。
サンプリングネタ的に配信は諦めましたが、是非たくさんの方に聴いてもらいたいと思い、フリーダウンロードにしています。
チェックしてみてください♬
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