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台中台北の本屋とリノベ建築、博物館を巡る旅 2023年9月<3日め その1>

今回の旅行も後半。7泊8日の7日め、今回は前半台中4泊の後、台北3泊で翌日には帰国。


臺北大巨蛋(台北ドーム)

まだ完成していない、でも当初の予定であればすでに完成しているはずの建物。台湾ではよくあります。2012年に建設開始後、2017年にはオープンの予定が、隣地の地盤沈下、地下鉄構造物の損傷、施工が設計通りになっていない等々、他にも避難関係が問題あるとか聞いたことがありますが、様々問題ありで、工事がストップしていました。施設は、4万人クラスの野球場と商業施設の複合施設。ようやく来年正式オープンとのこと。商業施設は遠東グループの「遠東 SOGO CITY」ができるとのこと。この施設の北側は松山文創園区であり、区画内も相互の行き来が可能のようで、文化、スポーツ、商業の一大コンプレックスとなる模様。

最寄駅は、国父紀念館駅の眼の前で、駅と直結となる見込み。建物は外観はほぼ完成。

松山文創園区

松山文創園区といえば、日本統治時代に建築された煙草工場のリノベーションされた施設で、大きな展示スペースであり、最近注目のカフェ「CAMA COFFEE ROASTERS 豆留文青」もあり、また新築の高層ビルには、誠品生活松菸店やホテルがあり、地元の人にも観光客にも人気の施設です。今までの最寄り駅は市政府駅でしたが、台北ドームとSOGOがオープンすると国父紀念館駅が近くなり、周辺の人通りもかなり変わりそうです。

松山文創園区の西側入口。光復南路117巷の突き当り。東側は大きなビオトープの池があり、それはそれで雰囲気がありますが、こちらの姿もかなり良い。商業施設がオープンするとかなり雰囲気は変わりそうです。

中央に中庭をもつロの字の状の建物で、廊下に光が注ぎます。大学の建物を思い出します。


不只是図書館 Not Just Library

今回、松山文創園区に行ったのは、こちらの訪問が第一目的です。1日50NTDの有料図書館です。

土足、飲食厳禁、等々。入場料もlineペイかクレジットカードでwebsiteでの支払いでちょっとややこしいですが、国内外多くの書籍、特にデザイン系の雑誌について、充実しています。

こちらも煙草工場の施設をそのまま利用。

企画展示がされているようで、今回はパンク系のポスター等のグラフィックの展示でした。

図書館が良いのは、様々な雑誌や今では手に入らないような書籍があること。初めて見るような書籍や雑誌も多くあります。

もちろん日本や欧米の雑誌もあります。

閲覧スペースも充実。平日のオープンしたばかりでほとんど来客はなし。

原楽好市

松山文創園区にある原住民の雑貨ショップ。ひょっとすると期間限定かもしれません。

松山文創園区は、アニメやキャラクター系の展示博覧会的な催しもありますが、5月ころには大学の建築や美術系の卒業発表会があったり、週末は市集(フリマ)が開催等もあり。もちろん誠品書店もあります。2023年末に誠品書店の信義店が閉店となり、松山文創園区の店舗が24時間営業になると発表済。隣の台北ドームのオープンもあり、2024年秋以降は、大きく変わっているでしょう。

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