見出し画像

台中台北の本屋とリノベ建築、博物館を巡る旅 2023年9月 大稻埕 郭怡美書店<台北3日め その3>

大稻埕のざざっと散歩。


郭怡美書店

迪化街にある本格的な書店。こちらの書店は2022年11月オープン。このエリアは観光地として有名で、書店といえば、観光客向けの「Bookstore1920s」くらいでした。その後「青鳥居所」が2019年に開店しましたが、残念ながらコロナ禍中に閉店。このエリアはもう一店「季風帯書店」があるようですが、こちらは未訪問でまた次回。

迪化街特有の町家のリノベーションの3階建ての本格的な書店。

中庭あり。2階から3階へは屋外階段。壁の残置から考えると新規に作られたかような様子、もしくは拡張。

このような最近の書店は、カフェ付き

2階、台湾で発行される書籍は、日本の翻訳もかなり多くあると聞きます。スラムダンクはやはり人気。

日本統治時代の公共施設のリノベーション同様、復元に向けて現況調査を行っているようです。さらにこのような素材や施工方法の展示もしっかりあります。素晴らしい取り組み。

3階バルコニー。東側にカフェがあるようで、そのバルコニーが望めます。楽しそうな空間です。

梁は丸太組。壁は界壁となっているようで、鉄筋コンクリートもしくは煉瓦造。鉄骨でしっかり補強されています。

金桔檸檬汁

迪化街と歸綏街の交差点にあるジューススタンド。オレンジとレモンをぎゅっとその場で絞ってくれます。


高建桶店

桶とか竹細工の店なんだろうけど、今は漁師バックで有名な店。これだけの品揃えはやはりここだけ。


迪化二○七博物館(閉業)

 以前、迪化二○七博物館があった建物。台湾独特の仕上げ、コンクリート洗い出しを中心とした展示がありましたが、残念ながら閉業。今は財団法人の事務所になっているようです


ここまで来ると、人通りはかなり少なくなります。店構えは素晴らしいものもかなり残っています。


いいなと思ったら応援しよう!