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観劇 | 『正三角関係』 野田地図
7/20(土)マチネ
『正三角関係』
野田地図
東京芸術劇場 プレイハウス
松潤・瑛太くん・長澤まさみちゃん
錚々たるメンバーの舞台を観ることができました!!
野田さんの作品を生で見るのは
昨年の『兎、波を走る』から2作品目。
物語の発射台は、『カラマーゾフの兄弟』。19世紀ロシア文学を代表するドストエフスキーの最高傑作を入口に、野田は「日本のとある場所のとある時代の花火師の家族」、つまり「唐松族(からまつぞく)の兄弟」の新しい物語を創り上げた。
この芝居は、父殺しという“事件”を扱ったサスペンス。
舞台は、日本のとある時代。物語はある花火師一家の三兄弟を軸に展開する。
三兄弟は、長男が花火師。次男が物理学者。三男は聖職者である。
この長男と父親が、一人の“女”を巡る三角関係を織り成し、“父親殺し”へと発展する……
前回の公演を見て、
野田さんの舞台は言葉遊びだったり、
モチーフとなる作品からの引用があったり、
ふざけている感じがありつつも、
脳を動かして観る作品なのかなという印象があった。
雰囲気やパッションを感じ取る部分はありつつ、
ちょっとインテリ感を感じる舞台。
日本公演の後、ロンドン公演もあって
世界にどのように受け入れられるのか、
とても気になる作品だった。
Wish For peace
お願いだから
みんなの心が穏やかに生活できる世の中になってほしいと
強く願いたくなる舞台だった。
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読み応えのあるパンフレットも
夫に買ってもらった。
買いに行ってくれてありがとう。
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主演の方もアンサンブルで出演されている方も
本当にプロフェッショナルなお仕事で
深く感動しました。
30代半ばでもあんなに動ける気がしないのに、
70近い野田さんときたら、本当に化け物かと思います。
とても良い作品を観せていただきました。
ありがとうございます。
記事を読んでいただき、ありがとうございました。