Yukiが思ういい匂い
人によって様々だが、いいと感じる匂いはけっこう多かったりするし、それにまつわる「note記事」を時々見かけたりする。その中でも僕の場合はいくつかいい意味で敏感に感じる匂いがあったりする。
電車の匂い
電車の匂いのうち、「大阪メトロ」や「プレミアムカー」「製造1年以内ぐらいの新型電車」は特にいい匂いと感じる。
大阪メトロだと御堂筋線が特にそう。どう言葉にしていいかはわからないし、個人の感覚だが、昔母方のおばあちゃんに会いに行ったときに、地元のJRとは違うようなヨソ行きを盛り上げるようなノスタルジーを感じてしまういい匂い。よく見てみると「抗菌加工」という文字がコロナ前からあったからそういうことなのか?なんて思ったりもする(知らんけど)最近では「プラズマクラスター」搭載の車両もいるからかなり匂いは良くなってたりするのかも。
「製造から1年ぐらいの新型」はいわゆる「新車の匂い」がする。ディーラーで乗ってみるだけのときとか、クルマを買い替えたとき、高級車の匂いにもよく似ている。最近、新快速や琵琶湖線の普通列車や京都市営地下鉄烏丸線でそういうのに出くわしているが、匂いだけでも新車ならではの興奮がある。
京阪電車「プレミアムカー」もそういう車両がいるが、デビューから5年経ってる「赤いの」は新車の匂いが衰えない。
パナソニック製『ナノイーX』を全16両に搭載しているからそういうことだと思うし、「普通車」では感じられない。本気に本気を重ねた結果なのだろうか。
タバコの匂い
大学生になって以降、飲み会などでタバコを吸ってる人がかなり身近になったり、音楽を聴いてたりするとタバコの匂いに嫌な印象が減った。
小学生の頃は、じいちゃんが完全禁煙したり、それ以外に喫煙者がいない環境、健康の影響を聞いて敏感になっていた。この頃、新幹線には喫煙車があったし、ホームの喫煙所も壁がないタイプがまだあった。そこらを通るたびに息を止めていたほどだった。
でも、大学で良くしてくれる先輩や同期の多くが喫煙者という環境の変化や「タバコ吸ってる全員悪い人じゃない」とスタンスが緩くなったこと、「あいみょん」「yonige」など好きなアーティストがタバコにまつわる歌を歌ってるのを聴いたりしてると嫌な印象が減ったどころか、タバコに叙情を感じるようになった。ただ、お金が掛かることや心身ともにダメージ受けてる人を多々見てきたこと、「いい声」を維持したいために吸おうとは思わない。匂いで叙情に浸りたいだけだ。
ヨルシカと匂い
ヨルシカの曲で「雨の匂い」「夏の匂い」が歌詞に登場することがあって、ハマってからはそういうのを感じるようになった。前者はじめっぽい感じ。後者はじめり気と熱気の感じ。どちらにしても不快感を感じることはあるのだが、n-bunaさんの良い感性でより良くされてるようで、音楽とともに楽しむことができるようになった。
僕なりの良い匂いを挙げてみたが、何が良いと感じるかは人それぞれだ。僕の場合は好きなものことに影響されていて、メトロの場合は思い出の1ページみたいなものの1つが匂いだ。自然のものはもちろんそうだし、人工的なもの、健康に悪いようなものも繊細な感性でなんでも良くなるもんだ。
ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。