帰り道で考えた酒との付き合い
先週末は夜遅くまでフェスの前準備して、大阪千里山から淡路、そこから快速急行で京都の自宅へ帰った。直前の普通電車も、乗った快速急行もたくさんの帰宅客で、肩が触れ合うぐらいにごった返していた。音楽を聴きつつ見回すと酒を飲んでたであろう人が多かった。ほろ酔い気分でわいわいしてる人もいれば、足がふらついている人、駅のベンチや列車の座席などでぐったりしてる人までたくさんいた。
列車で見かけた酔客
そんな中、列車に乗っていると目の前にぐったりしてる女性がいた。2列シートの手すりに腰を90°にしてもたれ掛かり、付き添いの男性に介抱されながら帰宅していた。しかし、混雑した車内、速度計は110㎞/h、停車直前に一気に掛ける激しいブレーキなどのストレスで気分が悪化したのか、その女性はついに我慢できなくなって戻してしまった。付き添いの方がティッシュ類で床を拭き、一緒に次の停車駅で降車してゆっくりすることにした。
見るからにこの女性は赤ワインを飲んでたとみられる。白ワインの時点でダメだった僕は何もわからないが、父親曰く「悪酔いしやすい」と実家で晩ご飯食べてたときに言っていたのを思い出す。どういう状況、精神状態だったかは知るヨシもないが、リミッターを外してしまってやってしまったのだろう。
飲み方にセンシティブな僕
飲み会での経験や列車や街での観察、自分が二日酔いした日のことを強烈に覚えて懲りたことなどがあって、僕はけっこう酒の飲み方にはセンシティブだ。一気飲みは烈火の如くブチギレるほど全面NGで、飲み会前はウコン系飲料などで腹を満たして臨んだりする徹底ぶり。その上でソフトドリンクを間に挟むなどして、ビール、ハイボール、チューハイなど3杯まではいろいろ飲んでる。その上、仕事を入れてた場合は有給を出すほど。結果楽しいし、迷惑かけることも起きづらかったりする。それぐらい酒との付き合い方は考えなければ、楽しい空気は生まれない。
楽しいつもりでも「一気飲み」などの下手くそな飲み方やリミッターを大幅に超えて飲んでしまうようでは、ときに取り返しのつかないことになってしまう。いろいろ緩和されて飲みの機会が増えているが、そういう今だからこそ酒と上手く付き合うことを考えたほうが良いし、やれるだけの対策はしよう。