ポートループとシティループfeat.ひょうご夏の体験デジタルパス
JR西日本のアプリ「tabiwa」のデジタル乗り放題チケット
「まるっとひょうご夏の体験デジタルパス」
乗りたい特急に乗ったり、兵庫にある秘境駅に降り立ったり。そんなここではデジタルパスを使って乗れる観光周遊バス2つに乗ってきた。
三ノ宮駅
姫路城を「城攻め」してきたら、新快速で三ノ宮へ。「神戸阪急」あたりにある「ポート・ループ」バス停を探す。
迷子になってもた。
しかし、見当たらなくて、そのまま迷子に。さらに乗ろうとしてた「ポート・ループ」に抜かれてしまう。
南下し続けて隣のバス停に来てしまった。炎天下をしのげる場所が無く、そのまま引き返して、「三宮駅前」バス停を探しに行く。
探し当てたバス停を見つけた。「神戸阪急」というのはあっていたが、逆の道を辿っていた僕。
鉄道オタクがなに、方向音痴なっとんねん。
ポート・ループ
15分待つと「ポート・ループ」がやってきた。ブルーとブラックをベースにした路線バス。神戸市バスや阪神バスとは全く違う見た目で識別しやすい。
連節バス
このバスは普通のよりもかなり長めで全長18m。列車のような幌(蛇腹)があることで「連接(連節)バス」と呼ばれる。人口密集地や人出の多いところでは時折見かけることがある。代表的なのを挙げると
千葉市「シーガル幕張(京成バス)」
滋賀県草津市「ジョイントライナー(近江鉄道バス)」
関西空港内シャトルバス(南海バス)
東京BRT
道路を走る乗り物としては車体が長く、法律で特例扱いを受ける必要がある。見られる数は限られる。個人的には乗る機会が無く、初めましてだ。
車内
後部車両にはボックス席があり、ドリンク置きが付いている。バスにしてはゆとりある車内だ。他の地域が輸送力増強用に対して、「ポート・ループ」は観光用。そういう違いはあるのかもしれないが、わからない。「ジョイントライナー」とか他のバスと比べたい。
日本一短い国道
バスは「国道174号」を通っていく。税関前交差点〜税関本庁前交差点間わずか「187.1m」という距離で「日本一短い国道」という異名を持つ。人力で全力疾走しても1分すらかからない。
税関前から税関本庁前まで秒で通り抜けてしまう。本来はJR三ノ宮駅前まで続く国道だったが、国道2号のルート変更で今の長さに短縮。国道2号と交わる「税関前」から北側は「県道30号新神戸停車場線」になった。
神戸ポートタワー
神戸ポートタワーのバス停に着いた。降車の際に運転手にデジタルパス画面を見せると無料になる。
小学生以来登った「神戸ポートタワー」。2024年にリニューアルオープンしたとのことだが、見た目や眺望、前回行ったときにも入った「回るカフェ」など真新しいけど、変わらないところばかり。
ポートタワーを降りて、再びバスへ乗り込む。「ポート・ループ」ともう1つの観光周遊バス「シティ・ループ」に乗る。
シティ・ループ
だいたい同じルートだが、「ポート・ループ」が入れない「北野エリア」にも立ち寄る。
レトロな演出
レトロ風の車内外も去ることながら、バスでは珍しく車掌が乗車。車外を監視し、扉を閉める様子も昔ながら。「となりのトトロ」でしか見たことない世界だ。ワンマン運転もできないわけではないが、レトロ感を強調するために車掌がいるとのこと。
「かもめりあ」というバス停では10分ぐらい停車。時間調整と乗務員交代を行う。前方には「ポート・ループ」も同じ理由で停車。
古い建物があちこちに残る神戸。京都ほど景観に厳しくはないが、至るところにある。そんな街に「シティ・ループ」は合う。
元町をぶらり
みなと元町駅前で下車。
元町の商店街と神戸のチャイナタウン「南京町」をぶらり。ここで食べ歩きもしてきたが、デジタルパスで食べたおいしいものとしてまとめてご紹介したい。