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他人との接し方わからないYuki

「アメトーーク!」で放送されていた「後輩との接し方わからない芸人」。発起人であるガクテンソクの奥田さん始め8人の芸人が接し方がわからないがための切ないエピソードを赤裸々にトークしていた。

  • ちょうどいい挨拶

  • 飲みを誘うタイミング

  • 空気が重くなって、沈黙

  • 後輩にどう思われてるか

見ていた僕も「後輩との接し方わからない」という以前に「他人との接し方がわからない」。後輩もそうだが、同期でも、先輩でも、友達でも、親でも接し方わからない。気を遣いすぎる、下手な詮索ばかりしてたぶん嫌われたであろうエピソードは多い。

挨拶するはいいが、どこか話が続かない。妹ならできそうな話はたくさんあるが、他人、特に接点無さすぎる人に関しては何も浮かばない。天気の話が一番いいにせよ、どこかありきたりに感じてしまうし、個人的、話における「伝家の宝刀」である鉄道の話はだいたい滑るし、自分から話すもんではない。音楽も第2の宝刀ではあるが、人によりけり。仕事の愚痴もよぉ言わんから
「何喋ったらええのんなぁ」
となってしまう。

あるとき電車の中で小学校の同級生の女子と会って、ボックス席に向かい合わせで座りに行ったが、何も言葉が出てこずずっと沈黙で1時間弱を過ごしたこともあった。これでたぶん僕は嫌われたことは確定しているが、本音がないから謎のままでもある。

本編中で奥田さんが「大阪」「師匠」「ゴシップ」で盛り上げてツカんでいたけど、芸人だからこその部分はある。何が沈黙を打破するのかはわからんもんだ。

大学の頃、軽音部仲間が後輩を誘う姿をインスタグラムでよく見てきた。可愛がられる僕の同期は後輩に対しても親身で優しくて頼られそうで頻繁に飲みに誘われているし、誘う。
反面で僕は誘わないし、誘われもしない。未だに何があかんかったのかはわからないし、自分から飲みに誘おうにも過度に気を遣う、または誘われた相手の気持ちを詮索して、らち開かないことがほとんど。

そんな僕は他人からどう思われているのかわからず、終わりの見えない詮索してしまう。ケンコバさんに突っ込まれるが如く、そんなの簡単やし、やらな始まらないのが常だ。だけども、世間の評価と自分の評価にズレがある可能性は捨てきれない。急に好かれようとすると露骨な空回りがたくさん起こりうるし、「あの人好かれようとしてるやん」と下心を読まれてしまうかもしれない。
それ故に、「自分は愛されてる」ということは思わないようにしてきた。裏を返せば、そう思うことが自己肯定感を下げてきた結果でもある。

アメトーークの場合だと、賞レースで優勝する、バラエティに引っ張りだこの人、人知れず熱中してきたことなど、結果出した人がほとんど。「後輩との接し方がわからない」もそれがキャラにはなっている。ただ、現実世界や社会で生きる上では足かせになっていることが多いし、結果出せない。果ては、社会的にも地位が低い原因にもなってしまっている。
見ていた僕も未だに接し方わからないし、空気を変えられる、悪い状況を打破するやり方も知らない。そういう人間関係の基礎がぐらついてると自分はどうなってしまうのだろうか。

爆笑してる分際で何言ってんだって話だが。、

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Yuki(ゆうき)
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