音食キッチンで腹一杯
観光振興イベント『大阪来てなキャンペーン』の一環として、ラジオ局「FM802」プロデュースのフードダイニングが期間限定オープン。ゆかりのアーティストや現役DJが考案した多種多彩なメニューを楽しめる。このラジオのリスナーであるから行ってみたくなった。
会場に比較的近い阪急電車で大阪梅田へ。そこから阪急高架下に沿うように徒歩10分ぐらい。
ここが会場の「OSAKA FOOD LABO」。上を走る阪急電車が主催、食系のコンサルティング企業とともにこの場所を「食イベント」などで解放するイベントスペース。高架下らしく、工事フェンスと剥き出しのコンクリートが特徴的ながらもオシャレな空間に仕上がっている。また、電車が真上を走っているのでそのBGMもファンには楽しい。
そんなこの場所で「飲食チケット/5000円」を買って、たらふく頂いてきた。
あんかけパスタ
まずは個人的に大好きな「緑黄色社会(リョクシャカ)」ベーシスト穴見慎吾さんによる「あんかけパスタ」。メンバー全員愛知県民である「リョクシャカ」らしい一品だ。
食べてみると胡椒のスパイシーさは際立つが、言うほど辛いわけではない個人的にはちょうどええ塩梅。名古屋出身である「802DJ」早川和余さんも絶賛されてたのがうなづける。
唐揚げと焼き親子丼
次に頂くのは「課長のからあげ」と「ハニーマスタード塩麹の焼き親子丼」
まず、「からあげ」は「ゲスの極み乙女。」のベーシスト「休日課長」が考案したもの。料理好きで知られ、過去には「リュウジのバズレシピ」にもゲストで登場するほど、かなり定評がある。そんなからあげはというと、かなりザクザク食感。個人的に好きな「鶏皮」も好きなザクザクさで非常に美味しい。
「焼き親子丼」は「マカロニえんぴつ」のキーボーディスト長谷川大喜さんプロデュース。「ハニーマスタード塩麹」入りの炒り卵は甘めの味付け、焼き鳥も炭火の良い焼き加減。さらに卵黄を割って混ぜるとさらに甘さが引き立つ。「マカえん」の雰囲気を表現しているような感じ(知らんけど)
餃子炒飯とオニポテ
餃子炒飯は「9mm Parabellum Bullet」のドラマーかみじょうちひろさん考案。見た目は炒飯だが、ミンチ状の餃子が入っていたりタレの甘味と酸味、生姜とニンニクの風味が香る。それでも、チャーハンのパラパラ感と香ばしさもあって、「餃子?炒飯?」となる人も多いかも?
お次の「オニポテ」は「802DJ」樋口大喜さんによるもの。「西日本ハンバーガー協会」の「理事」という肩書きを持ち、自身も「ハンバーガー食べ歩き」を趣味にする樋口さんらしい一品。
ポテトは意外にあっさりしていて、ポテトの香りも感じられる。大手チェーンとは全く異なる。オニオンフライに至っては玉ねぎがぎっしり入っていて、甘味とほのかなネギの辛味も感じられる。振ってある藻塩も兵庫淡路島産というこだわり。「西日本ハンバーガー協会理事」恐るべし。
デザート
かなりヘビーなところを攻めた後はデザート。
選んだのは「802DJ」で「リサネム」こと高樹リサさんプロデュースの「アイスチョコバナナ」。カフェのようなオシャレなスイーツだ。毎週聴いてる馴染みのDJプロデュースで気になってはいたが、ヘビーなものの後の別腹はかなり沁みるし、ホッとする。ちなみに会場限定ラジオのDJも「リサネム」が担当。馴染みのカワイイ声を聴きながらのランチはサイコー☺️
スパークルダンサー?
ここまで来てあと「700円」分のチケットが残っている。ここぞとばかりにあのドリンクも攻めてみる。
メニュー唯一のドリンクが『スパークルダンサー』。「フレデリック」ギタリスト赤頭隆児さん考案で、メニュー名は彼らの新曲に由来している。
なんとも解せないメニュー名だが、飲んでみるとそれは「ジンジャーエール」!それも「辛口」でピリリとした後味がかなり残る。他に何が入っているかは分からず。ジンジャーエールはライブハウスでよく飲むほどかなり好きだが、「辛口」は初めて。名前通りの「スパーキング」な味だった。
4900円で腹パンパン
そんなこんなで「4900円分」消費し、胃腸限界まで頂いたこの日のランチ。あと「100円分」残ったが消費できそうにないのでギブアップした。他にも「CHAI」のドラマー、ユナさんの「白玉プリン」や弁当レシピ本でもお馴染み「TOSHI-LOW」さんの「ガーリックライス弁当/ステーキ弁当」など全31人の多種多彩なメニューが楽しめる。
さらに「マグネット缶バッジ」のガチャも楽しめたりする。
なかなかヘビーな感じでセレクトしてみたが、「ハーフ」もあったからこれだけ食べられた。誰かと一緒だったらもっといろいろ食べたりシェアして見るのも良いのかも?
そんなこんなで、ごちそうさまでした。