高月のとりやさい
ダイナスターで朝活、しらさぎに乗って長浜に来たら、ふとあるグルメが食べたくなった。
とりやさい鍋食べたい🤤
数日前にテレビで紹介されていた「びわこ食堂」の「とりやさい鍋」が食べたくなった。ちょうどクソ寒かったこの日がベストだといざ直行。
電車で高月駅へ
長浜駅を紙きっぷで出て、少しぶらり。PiTaPaで入り直して来た道を戻る。乗ること約10分。
高月駅
高月駅に降り立った。ここから20分ぐらい歩く。自転車を借りてもよかったが、行列ができないうちに行っておきたかった。それに手続きに10分はかかるからトントンだし、スタッフさんを焦らせるのは申し訳ない。
ドラフトに選ばれたあの人
「長浜市役所高月支所」には2023年のドラフト会議で「ソフトバンクホークス」から1位指名された前田悠伍投手の名前が垂れ幕で掲げられている。幕には「高月野球スポーツ少年団」出身と書かれているピンポイントの地元、中学も一緒らしく僕の後輩っぽい。そういう人が身近にいるもんやな。そういや、先輩にはJリーガーいたし。
見慣れた町並み、変化した店
久々に歩いてみると「あそこにあったアレ」が見慣れないお店に変わっている地元民的感覚が発動する。
びわこ食堂
マクドを越えて、業務スーパーが見えてくるとその右が「びわこ食堂」。「とりやさい」と書かれた大きな看板と三角屋根が目印だ。
ちなみにここから少し南側にも似た看板の「元2号店」もあった。しかし、長らく営業していない上、遠目で見た貼り紙には「ユース」という業務スーパーの前々身のスーパーの名前で時が止まっている。土地勘ないと間違うかも。
店内
行列ができる名店ではあるが、テレビで言っていた通り、空いている時間に来ることができた。4人がけのテーブルに腰をかける。
店に入ると、たくさんのサインが飾られている。
MBS「ちちんぷいぷい」
メーテレ「ウドちゃんの旅してゴメン」
東海テレビ「ぐっさん家」
気象予報士蓬莱大介さん(読売テレビ「かんさい情報ネットten!」の中継で訪問)
グルメ雑誌「あまから手帖」の編集顧問門上武司さん
関西ローカルや東海3県のローカル番組が取材に来たり、関西グルメのスペシャリストが訪れるなど高月町が誇る名店であることが窺える。そんなこの店で頼むのはもちろんアレ。
とりやさい鍋
注文から5分経って出てきた「とりやさい鍋」。生で出てくる白菜盛りが目を惹く。1人前だとこのサイズだが、4人前は4倍の白菜が盛られる。これを鍋でひと煮立ちさせる。
吹きこぼれパニック
鍋が煮え上がってきたが、吹きこぼれが起きて少しパニックに。
コンロのツマミどこ??どこーー??!!😱
と探し見つけたが、ガス元栓を捻ろうとした僕。見かねた店員さんがすかさず正しいツマミを捻って、鎮静化した。
カセットコンロヘビーユーザーのだが、元栓式は使ったことがなく、どっちがどっちかわからない。そもそも、外で鍋を食べない僕にとっては何もわからないし、やり方もわからない。家とは勝手が違うもんだ。
ご飯が進むお鍋
パニックが一段落し、鍋をよそっていただく。お味噌はコクと甘味が深く、唐辛子のピリ辛もいい。辛いものの耐性がない僕でも食べられるレベルだ。白菜にも味が染みて、大盛りの白ごはんも進む進む。「スタミナ食」というキャッチフレーズがよくわかる。
〆のラーメン
ご飯を食べ終えたが、具とスープが少し残った。〆にラーメンも頼んでみる。
わずかに残ったスープを全て吸い込んだ麺もまた美味しい。意外にもこれで全て完食できた。
「高月」がテレビに出るとき
ハプニングがありつつも、美味しく完食できた「とりやさい鍋」。ここの近所に住んでいたし、インスタグラムで噂には聞いていた。しかし、我が家族はなぜか行くことが全くなかったし、行きたいという声もゼロだった。それだけに僕は非常にもったいないことをしていた。ただ、これきっかけに我が町「高月」という名前がテレビに出るというのは非常に誇らしい。
鍋以外に「焼肉」も同時に注文している人もいたり、メニューには定食もある。次はこっちも攻めてみようか。
ごちそうさまでした。