初回!シンカリオンZ(ネタバレ注意!!)
先週からスタートした「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」。情報解禁から長らく待ち焦がれてついに初回!前作も見ていたが、今回も非常に面白かった。この先、ネタバレの可能性があるのでご注意を!!!
前作と今作
前作と同じく、実際の新幹線が変形することや新幹線を保有するJRグループ5社全面監修で行われていること、実際の地名が登場するのも変わらず。初回から東北新幹線E5系をモデルにした「E5(イーファイブ)はやぶさ」が多いに暴れていた。
ただ、登場人物は全面刷新され、シンカリオンから数年後という設定となっている。また、主人公がオカルトファンの小学生「新多シン(あらたシン CV津田美波さん)」とシンカリオン整備士の「碓氷アブト(うすいアブト CV鬼頭明里さん)」の2人となっている。さらに前作でさいたま市大宮区の鉄道博物館地下にあった拠点も、JR信越本線横川駅(群馬県安中市)に隣接する「碓氷峠鉄道文化むら」に移っている。加えて、前作はTBS系列での放送だったのが、テレビ東京系列6局(+テレ東系が無い一部の局で遅れ放送)される。このように前作と主軸は一緒でも所々は改変されている部分が多いことが分かる。
見ていて
僕は京都在住で場所によってはテレビ大阪が映るのだが、生憎映らないので、アプリ「TVer」で視聴している。
個人的にはやっぱり、チラッと登場する信越線の211系電車、鉄道文化むらに保存されているEF63、189系のリアルさが変わらず凝っていて素晴らしかったし、「おぎのや」さんの名物駅弁「峠の釜めし」を食べるシーンを入れているのも抜かりなかった。さらに、「E5はやぶさ」も「さすがっす!!」と言いたくなるほど、再現されていて、変形シーンもお見事!
その一方で、前作の主人公が鉄道ファンだったのに対し、今作のシンはオカルトファンという設定。前作のほうは、僕の生き写しのように喋っていたのがテンション上がる要素であったが、オカルトの知識がない僕なので、今作では少し付いていけない部分もあり、「うーん」となってしまう。それでも、「可能性は0じゃない」という名言には感銘受けたし、今後の活躍に大いに期待できる。
そして、もう1人の主人公アブト役の声優が「鬼滅の刃」の禰󠄀豆子役で大ブレイクした鬼頭明里さんで個人的に熱い注目を送っていた。クールなキャラクターのアブトの声は禰󠄀豆子とはまた違う一面を覗かせている。「やっぱり、声優さんのキャラ変凄いなぁ」と感心してしまう。
その他にも、変身アイテムのICカードが「モバイルSuica」のようにスマホをかざす形になっているのにちょっとだけ時代の変化を感じたり、主人公をサポートするロボット「スマット(CV福山潤さん)」もやっぱり話の中でキャラ変が激しく、前作にいた「シャショット」と軸の変わらなさを感じて面白かった。
シンカリオン第1回の感想などを綴ってきた。実はまだ、「ザイライナー※」という武器が登場していない。この「ザイライナー」の活躍に期待大で、今後は秋田新幹線E6系モチーフの「E6(イーシックス)こまち」と北陸新幹線をモチーフにした「E7(イーセブン)かがやき」が登場予定、そして、クレジットには他4社も名を連ねているので、N700系シリーズや500系、H5系なども登場する可能性が高い。TVerで見るので不便が生じるが毎週楽しみにして今後も見ていくこととしよう。ちなみにTVerは毎週火曜日配信、本放送は毎週金曜日19時25分からとのこと。
※“在来線”をモチーフにした武器でシンカリオンにくっ付いてアシストする。発表では山手線E235系モチーフの「E235ヤマノテ」特急成田エクスプレス(N'EX)モチーフの「E259ネックス」東京都心、千葉と甲信地方を結ぶ特急がモチーフの「E353アズサ」が登場予定。また、ザイライナーと合体すると名前が変化し「E5はやぶさ」は「E5ヤマノテ」などとなる。
ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。