バスとフェス余韻と鉄分
「西日本一の冬フェス」という名の洗礼を浴びながら、存分に楽しんだ「RADIO CRAZY(レディクレ)」。帰り道は特別な手段と余韻に浸りながら帰路に着く。
スペシャルなバス
帰り道にシャトルバスがあるのを知った。「インテックス大阪」から「弁天町駅」まで向かう。バスは座席定員制。「700円」のバス専用チケットを持ってたら誰でも座れる。混雑が避けられない地下鉄やニュートラムから逃れる「課金アイテム」のようなもの。売り切れを心配したが、当日でも案外チケットはあったみたい。
高速や観光用バスを使用。午前の地下鉄がしんどかったのを見れば、かなりゆったり。
京阪電車の特急の指定席をよく使う僕にとってはこういう課金は安いもんだ。
席が埋まり、バスは発車。
録れたてホヤホヤ
車内ではバスでしか聴けないオリジナル番組が放送。今日行われたばかりの録れたてのライブ音源と出演直後のインタビューが流れる。
番組ではFM802のDJ早川和余さんがナビゲートする。サタデーナイトの癒しボイスが帰路を彩る。
キュウソネコカミ
まず流れたのが「キュウソネコカミ」。実際見ていたバンドなので感想を聴くと「あんなん、あったわぁ」と共感する。
『ハッピーポンコツ』のライブ音源も合わせてオンエア。つい数時間前のことで鮮明に蘇る。ただ個人的にはラスト1分で披露した『家』まで流してほしかった。
yama
続いて流れたのは「yama」。よく聴くアーティストで本当は狙いの1つでもあった。しかし、ヨルシカを優先させたため諦めた。
それでも、『くびったけ』のライブ音源を聴くとyamaさんのエナジーはカッコいい。素性を多く語らないが、音がカッコよかったらそれでいい。次は間近で!
バスの車窓から
聴いてる間に車窓も。コスモスクエア駅から先は夢咲トンネル、国道172号、中央大通をひた走る。
道中は大阪メトロ中央線の高架にベッタリ。結局電車が1番早いが、着席保証という点では上回る。なんとなく鉄オタの見方だ。
2024年に引退予定の「20系」が追い抜いていく。満月とのツーショットは少しブレた。邦ロック好きがこんなことしてるのはかなりレア。
バスは20分で、弁天町駅前に着いた。
レディクレ余韻×JR西日本
帰りは少し回り道でJRを使う。
今日は気分的に新快速のスピードの爽快感が欲しい。
環状線、新快速を乗り継いで北上する。
今回もまたプレイリストを作成。レディクレの1日目出演アーティストで絞り込んだ。今日見たアーティストはもちろん、惜しくも諦めざるを得なかった、「yama」「milet」も入れた。
普段は一つのアーティストで縛るが、今回はかなり緩めの縛り。高槻発車で何かけようか迷いまくった。
余韻の間に鉄オタ余談
鉄オタ的余談でこんな電車も出会った。
最近登場したリニューアル車両。近鉄が発表した最新型通勤車両をモデルにリノベーションを加えた。
ただ、完成形ではない。このスペースは想像するにディスプレイが設置されるはず。ただ準備が間に合わなかったのかしばらくはこの状態。惜しくも旧型感。
てか、あんさんフェスの余韻楽しんでんのとちゃいましたん?
そんな鉄道も音楽も雑食するように愛する僕ならではの余韻道中記。純粋な邦ロック好きとは異なる僕はやっぱり、鉄分も音楽も必要十分条件。余韻の楽しみ方は人それぞれ。
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