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棘上筋の筋活動が早期に生じる意味を勘違いしていませんか?

今回の記事の内容は題名の通り”棘上筋の筋活動が早期に生じる意味を勘違いしていませんか? ”です!


棘上筋は棘上窩から上腕骨大結節に付着し、肩関節外転や内外旋の作用があります。また、棘上筋は肩関節外転(屈曲)において、早期に筋活動が生じることもよく知られています。

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ここで、”棘上筋の外転作用”と”早期に筋活動が生じる”という情報が

・棘上筋は肩関節外転(屈曲)において一番早く活動が生じる
・棘上筋は肩関節安定化において、一番重要な筋肉
・棘上筋が働かないと、肩関節は外転できない

などといった誤った情報に変化している事をよく目にします。


Wickhamらの報告を読むと

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