棘上筋の筋活動が早期に生じる意味を勘違いしていませんか?
今回の記事の内容は題名の通り”棘上筋の筋活動が早期に生じる意味を勘違いしていませんか? ”です!
棘上筋は棘上窩から上腕骨大結節に付着し、肩関節外転や内外旋の作用があります。また、棘上筋は肩関節外転(屈曲)において、早期に筋活動が生じることもよく知られています。
ここで、”棘上筋の外転作用”と”早期に筋活動が生じる”という情報が
・棘上筋は肩関節外転(屈曲)において一番早く活動が生じる
・棘上筋は肩関節安定化において、一番重要な筋肉
・棘上筋が働かないと、肩関節は外転できない
などといった誤った情報に変化している事をよく目にします。
Wickhamらの報告を読むと
ここから先は
2,206字
/
5画像
ありがとうございます(#^.^#)