手関節の動的な安定性を提供するには?
手関節に介入するセラピストって少ないのかなって思っています。私も病院勤務時代はほとんど介入する機会はありませんでした(作業療法士に任せっきりだったこともありますが💦)。
手関節は足関節と一緒で骨も多いし、筋・腱・靭帯も細々していて、苦手意識がある方も多いと思います。私は苦手+関わる機会がほとんどなかったので、勉強していませんでした。
ですが、クリニックで働き始めると、手関節に機能障害や疼痛を抱えている方が多く来院されます。
例えば
・橈骨遠位端骨折
・母指CM関節症
・デクレバン病
など多彩な疾患に携わります。
上記の疾患はそれぞれ病態が異なるため、評価・介入方法はもちろん異なります。なので、個々の疾患や手関節の動きを必然的に勉強する必要がありました。
手関節の疾患について勉強していくと、これらの疾患にはある共通した問題があるのではないかと思うようになりました。
皆さんは何だと思いますか?
手関節疾患の代表的な症状を見ていきましょう!
橈骨遠位端骨折:TFCC損傷や遠位橈尺関節(DRUJ)不安定性
母指CM関節症:CM関節の不安定性
デクレバン病:短母指伸筋、長母指外転筋の炎症
これでわかった方は私のツイートをいつもご覧いただいている方々だと思います!ありがとうございます!
ということで、説明していきます!宜しくお願いします!
1.3つの疾患に共通していること!
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