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週刊!リハマガ! ~整形リハビリの考え方~

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#捻挫

SEBTの使い方と解釈 ~方法は統一できていますか?~

SEBTは中心から8方向(前方・前内側・前外側・内側・外側・後方・後内側・後外側)に非軸側下肢を最大限リーチし、姿勢バランスを評価する課題です。

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CAIに対する介入方法の検討

足関節捻挫を繰り返すことで生じる障害が慢性足関節不安定症(以下:CAI)と考えられており、初回捻挫の約30%にCAIが生じると報告されています。また、CAIは将来的な変形性足関節症に繋がると報告されています。

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前下脛腓靭帯損傷を見逃すとマズイ理由

みなさんこんにちは!理学療法士のYoshiki(@PtGekikara)です。 高位足関節捻挫と呼ばれる前下脛腓関節損傷は、競技人口における足関節捻挫の最大25%を占めるともいわれています。外側足関節捻挫よりも発生頻度は低いですが、前下脛腓関節損傷は通常の足関節捻挫よりも長い回復期間を必要とされています。 前下脛腓靭帯(以下:AITFL)は脛骨と腓骨を結び、足関節の天井を安定化させる役割があります。また、AITFLは足関節の動きに伴って生じる腓骨の前額面・矢状面の運動も制

Ankle sprain Update ~足関節捻挫の最新情報 part-2~

今回の記事は前回の記事の続きになります。前回の記事を読まれていない方は是非、合わせてお読みください! 今回の記事の内容は病期における進行の考え方、足関節捻挫の評価方法、介入を中心に記載していきます! 1.足関節捻挫の介入の基本的な考え方足関節捻挫は受傷から1~2週間を急性期と考え、フォローアップ期間(12か月)を亜急性~慢性期と考えていきます。 基本的に足関節捻挫後の考え方として、仕事やスポーツへの早期復帰、足関節の機能改善、捻挫の再発予防を考え、評価・介入していきます

Ankle sprain Update ~足関節捻挫の最新情報 part-1~

足関節捻挫のガイドラインが新しくなったので、最新の情報を取り入れながら、記事を記載していきたいと思います。 1.足関節捻挫の発生率捻挫の発生率は12歳もしくはそれよりも低い年齢で多く発症すると報告されています。前回の記事では、女性が10~14歳、男性が15~19歳に多く発症すると記載しました。 最新の報告では、12歳もしくはさらに低年齢で発症しやすいと報告されています。ここで、臨床上注意しなければならないポイントがあります。 足関節捻挫により前距腓靭帯(以下:ATFL)

長母趾屈筋の評価と治療

前回は長母趾屈筋(以下:FHL)の基礎について記載しました! 今回の記事では、FHLの評価と治療について記載していきます!

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ターミナルスタンスと足趾筋力の関係

ターミナルスタンスを作ることは、その後の下肢の振り出しにおいて重要です!ターミナルスタンスでは、股関節の伸展や中足趾節関節の伸展、下腿三頭筋の筋力など多くの要素が関与しています。 しかし、足趾機能についてはあまり着目されていない印象があります💦 そこで、今回はターミナルスタンスと足趾機能について考えていきたいと思います! 股関節伸展、中足趾節関節の伸展、足関節底屈可動域が確保されているのに、ターミナルスタンスが確保(獲得)できない場合、きっとこの記事がヒントになると思い

足関節捻挫への介入 パート2

足関節捻挫は軽く考えられることが多い疾患です。 患者さんで、よく聞かれるのは ・捻挫だから大丈夫だと思った ・すぐに歩けたし、痛くなかったから放置していた ・捻挫で病院に行くのがめんどくさいから また、医療関係者でも捻挫を軽く考えていることが多いと思います。 ・ギプスで固定して終わり ・骨は折れていないから、湿布貼っておいてね ・ギプス固定3wして、骨はもう大丈夫だからといわれてた もちろん、固定を行うだけで症状が改善する方もいらっしゃいますが、改善しない方もいます

以外と身近に生じている腓骨筋損傷

みなさん、腓骨筋損傷に携わったことはありますか? 腓骨筋損傷は比較的稀な疾患と考えられており、マニアックなイメージがあると思います。ですが、以外と日常で出会っているかもしれません。 このような症例に出会ったことはありますか? 足関節捻挫後 ・外果後方に内出血や腫脹がある ・踵骨外側に圧痛や内出血がある ・足関節底屈-背屈時に外果後方に疼痛を訴える このような症状がみられる場合、腓骨筋が損傷している、または腓骨筋に炎症・腫脹が生じストレスが生じている可能性があります。私

足部の触診 ~触れたら変わる臨床評価!~

足部には骨、靱帯、筋肉など多くの組織が存在しています。そのため、足部の触診は苦手な方が多いと思います。「小さくてわかりにくい」「腱や靭帯が沢山あって触りにくい」など、理由はそれぞれです。

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二分靭帯の基礎と装具の効果は?

以前、足関節捻挫の記事にて損傷しやすい組織について記載しました。 今回はその中でも少しマニアックな2分靭帯について記事にしていきたいと思います。 足関節捻挫では、二分靭帯損傷や二分靭帯付着部の踵骨前方突起の骨折が生じることがあります。 二分靭帯損傷の根本的なメカニズムは、足関節の強制的な内反による牽引ストレスであると考えられています。また、踵骨前方突起の骨折は強制的な背屈-外転による、骨の圧迫ストレスによって生じることもあります。 二分靭帯損傷や踵骨前方突起の骨折の発

足関節外側靭帯複合体の最新情報!

足関節内反捻挫は足関節外側靭帯損傷を引き起こす、最も一般的な傷害です。適切な治療を行わなければ、足関節外側靭帯の機能不全が生じ、足関節捻挫の再発や慢性足関節不安定症(以下:CAI)のリスクとなります。 CAIとなると、足部の機能障害(不安定性)だけでなく、長期的には変形性足関節症のリスクとなります。 足関節外側靭帯は、前距腓靭帯(ATFL)、踵腓靭帯(CFL)、後距腓靭帯(PTFL)から構成されます。以前の記事には、ATFLの数に個体差があることや、ATFLとCFLの間の

足関節捻挫後のリハビリ介入

皆さん、こんにちは!yoshiki(@PtGekikara)です! 前回の記事では、「足関節捻挫の疫学と危険因子」について、記載させて頂きました。 疫学と危険因子がわかったら、次は治療ですね! 治療で大事になってくるのは「どの組織が損傷、もしくは障害されているのか?」です。 捻挫で損傷される組織は靭帯以外に何があるのでしょうか? こちらをご覧ください。 では、捻挫後の介入で「RICE処置をして、1~2週後に筋トレして、3~4週でバランス練習をする」ことは、それぞれ

足関節捻挫後、不安定性を生じさせないため ~CFLとAITFLを評価せよ~

足関節捻挫では前距腓靭帯(ATFL)の損傷が多いですが、ATFLのみでは、足関節不安定性が出現することは少ないです。私の印象では、ATFLに加え、踵腓靭帯(CFL)や前下脛腓靱帯(AITFL)が複合的に損傷すると不安定性が生じる印象があります。

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