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『マヤ文明-密林に栄えた石器文化』

書籍情報

ジャングルにそびえ立つ神殿ピラミッド,広場に林立する石碑,交易に用いられた黒曜石…….マヤ文明は中央アメリカに花ひらいた究極の石器文明だった.もはや謎と神秘のベールにくるみ論じる時代ではない.文字は王の事績を語り,考古学は貴族や農民の生活を明らかにする.マヤ文明の実像を,気鋭の考古学者が熱く語る.

上記リンク先より

なぜ読んだか

メキシコに滞在していたときに、マヤ関連の遺跡や博物館に行く予定があったためせっかくなら事前にある程度知識を入れておきたいと考えて読んだ。

所感

本文にも高校生でもわかりやすい形で書いたとある通り、読みやすいものであった。
自分がマヤ文明自体に詳しくなかったため改めてマヤ文明をいわゆる四大文明と比較したときの特異性(大きな河川が近くにない、鉄器がない、大型家畜が存在しないなど)やその文化について学ぶことができた。

一方で、自分がホラー映画がすきだったりするのもあり、やはりマヤ文明と聞くとどうしても生贄などの血なまぐさい内容を期待してしまっていたが、そういうものにはほぼ触れられていなかった。(悪いわけでは全然ない笑)
そういうものは別でまた読んでみようと思う。

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