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読書ログまとめ

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2024年6月の記事一覧

『10年後、ともに会いに』

『10年後、ともに会いに』

書籍情報なぜ読んだか今年読んだ以下の本の中で、クルミドコーヒーきっかけで出版にいたったこの本を知った。そして、この本が世界を旅する話で興味があったので読んでみた。

記憶に残っていること世界の友を訪ねて旅をする

著書は世界の国々から生徒が集まるアメリカの高校を卒業した。そして、27歳のときに、1年間世界を旅しつつ世界各地に住む高校時代の友人を訪ねる。当然ながら当時高校生であった友人も大人になり、

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『アニメオタクの一級建築士が建築の面白さを徹底解剖する本』

『アニメオタクの一級建築士が建築の面白さを徹底解剖する本』

書籍情報なぜ読んだかXでこの本の紹介を見て、建築系の本読んだことないけど読みやすそうな本だなと思い購入。

記憶に残ったことアニメやマンガででてきた建築物は各章の導入には使いながらもそこまでガッツリそれらを検証するわけでもなかった。
ただ、それとは別に現実世界の興味をそそる様々な建築物についても例をあげながら建築の考え方や手法について紹介していくのは、建築について何も知らない私からするととてもとっ

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『フィフティ・ピープル』

『フィフティ・ピープル』

書籍情報なぜ読んだか佐久間さんがおすすめの本として紹介していることをたまたま知って、韓国の小説って読んだことなかったと思い、読んでみた。

所感これは非常によい作品だった!

全部で450ページ強で登場人物ごと50もの短編があるため、1作はおおよそ10ページ弱。それでも一人ひとりの個性や心情、想いというものに強く引き込まれるような物語になっている。

異なるタイプのキャラクターがそれぞれ色々な悲し

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『ダークパターン 人を欺くデザインの手口と対策』

『ダークパターン 人を欺くデザインの手口と対策』

書籍情報なぜ読んだか知人がSNSで紹介しているのを見て、ダークパターンの定義ってよくわかってないなと思い読んでみた。

記憶に残ったこと本書はいわゆるダークパターン(著者はよりバイアスのない表現にするためにDeceptive patternと呼んでいるが)について、事例とともに網羅的にわかりやすく説明する本である。

基本事項のわかりやすい解説

ダークパターンで狙われる人間の認知の脆弱性と、その

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『行商人に憧れて、ロバとモロッコを1000km歩いた男の冒険』

『行商人に憧れて、ロバとモロッコを1000km歩いた男の冒険』

書籍情報なぜ読んだか以下を読んだのと同じきっかけ。

記憶に残ったことキルギスの話と同じく(時系列的にはモロッコが先だが)サバイバル力が強い。
ばんばん現地の人に話しかけて、交渉したり助けてもらったりしているが、実際どんな感じでやっているのだろう。(そんなに簡単にできるとは思わないのだが、慣れの問題なのだろうか…)

また、たまにさらっと出してくる話もぶっ飛んでいる。
歌舞伎町でキャッチやってNo

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