見出し画像

一水空着物プロジェクト 小林栄子先生のスタジオで撮影会

2022年夏の来日中、ファッションデザイナー小林栄子先生とご一緒に出来た沢山の活動は、全部素敵な思い出になりました。
その中で、栄子先生のアトリエでの ”一水空着物プロジェクト”撮影も実現いたしたことは、これからの面白い展開に繋がりました。
着物の素晴らしさは、自分で着てみて分かったことが沢山ありました。
自分だけではとてもできないことなので、協力して下さる先生方々、
本当にありがとうございました!
*栄子先生のご活動を紹介するNHK特集番組 
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/videos/20230105112509040/?fbclid=IwAR0xHl8E7_d7BaJvbg24deNhMFH53zkljlJeISZbosXnHUFLOhAi0ajcD_A

小林栄子先生は撮影会のことをご自分のインスタとFBに載せてくださいました(文の一部を拝借):
2年半ぶりに日本にいらした素敵な友人でもある
「一水空」の創始者林陽さんの撮影会をアトリエで、、
お着物での撮影をしたかった〜との事。2枚のお着物で「一水空」の一部を披露して下さいました。
流れる様な所作は日本舞踊にも通じるかも、、素敵な撮影会でした
            着付け→伊與田利恵   フォト→Shusei Sato 
以上。

私は20数年前に、一度だけ振袖を着せて頂いた経験があります。
あとは、浴衣は一度か二度か?ほとんど記憶に残っていません。

今回撮影会のきっかけは、
一水空講師の塚本洋子先生の発見から:
一水空を練習した後、背筋と中心軸が整えられたことによって、
着物はとても着易くなります!

恐らく良い姿勢と着物、両者の相乗効果があります。
着物の構造は、腰の部分をしっかり作るので、
着る人は、姿勢は崩れにくくなります。
一方、良い姿勢をできる場合、着物の良さはよく現れると思いました。

私の場合、一水空と八卦掌のお陰で、背筋が真っすぐに立てることは、
全く苦労ではありませんでした。
この日、着せてくれた伊與田先生から:とても着付け作業はしやすい。

今回の経験から、私が思った一水空と着物の共通点:
両者とも腰をしっかり作るところは肝心です。
がっちり固めるところと「遊ぶ」ところ、この関係によって良い塩梅が生まれます。
着付け先生の腕前と着る人の姿勢、こちらも作用し合う関係があると思います。

着物ひとつで、物凄くたくさんの知恵が凝縮されているのです。

辻が花を継承されている塚本洋子さん所有の自身の作品を使用し
小林栄子先生がスタイリングした正当なお着付けの訪問着
”辻が花”技法の帯。
一水空の動き:天水行空
この着物は、『世界ふしぎ発見!』のレギュラーゲストとして、あの方が着ていたものです!
一水空の動き:夢蝶恋花
着物の帯は腰をしっかり作ってくれるから、とても楽に立つことができました。
このストールは京都丹後の小林染め工場で手染めして頂いたシルク楊柳で、10月の国立博物館とのコラボショーでドレスの一部となる物です
小林栄子先生のアンティーク着物コレクションから、
水の流れの図の単衣の着物にブルー系のグラデーションの帯と青い菊の帯留めと全てアンティークでまとめました。
一水空の「水連風荷」
一水空の「太極運球」
一水空の「回頭射鷹」
一水空の「天水行空」
一水空の「風谷扇」
栄子先生のスタジオは素敵な撮影現場に変身
着付けの伊與田利恵先生。
私は動かなくて、じっとしていましたが、利恵先生の汗が。。
栄子先生から常に入念なチェック!
大好きな協力して下さる先生方、
本当にありがとうございました!

関連する記事:
塚本洋子先生の「普段着着物で気づいたこと、学んだこと」
https://note.com/yishuikong/n/n003de16ee0e3

https://note.com/yishuikong/n/nc9275e2dfe95


一水空HP https://yishuikong.com/

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?