【一水空とヨーガの相違】一水空のZoomイベントで取り上げました
毎月最後の一水空Zoomレギュラー練習日はイベントの日です。
2024年9月28日のイベントでは「一水空とヨガの相違」について、一水空講師のお二方から話して頂きました。
実は、一水空講師のなか、ヨガ講師歴の先生は半数以上です。
”なぜ一水空へ?”私もこの答えを知りたかったです。
今回のイベントを聞いて、この謎を解けたような気がします。
下記、一水空の孝子先生が寄せてくださった文です。
中国もインドも長い歴史の中で、生きてゆくものは一体であるという『天人同一』の思想から発展したものと考えられていることから、一水空とヨーガには相違するところがあるのだと思います。
ヨーガは、4000年以上前にインドのインダス文明にて発祥し、後にヒンドゥー教で発展したとされています。五感や意識を高める瞑想を意味していました。現代ではヨーガはインストラクターの数だけヨーガの種類があるのではと言われていますが、マインドフルネスからエクササイズ的なものまであり皆さまの身近なツールとなっています。
私から見る違いを書いてみました:
ヨーガの基本
【ハタヨガ】
HA. ハ=太陽、陽、男性
TA. タ=月、陰、女性
【一水空】
天地人合、日月同一、
陰陽回転、合掌帰一など
一水空でも太陽や月の型が取り入れられており自然と一体となって、空から宇宙に繋がる軸を作り上げてゆく美しい型がたくさんあります。
また、ヨーガでは[統合]や[合一]の意味で
【梵我一如/ぼんがいちにょ】の思想があります。
梵=宇宙 生命の源
我=個人 魂
一如=統一 繋がり
我が呼吸することで自然を通し宇宙と繋がり個々の心に平和を宿す。
そのイメージの中でも、一水空と共通するものはまさに呼吸です。
この歴史あるヨーガと一水空の相違をお伝えすることは大変難しいのですが、動きの捉え方では例えば:
ヨーガでは全身を呼吸を通しスペースを広げ柔軟性を高めていくイメージで、
一水空は軸を落とし力を抜き内側を引き出していく、
そんな違いなのではないでしょうか。
ヨガ講師として、一水空に惹かれたのはぶれない軸の美しさと優雅さ、
そして尹氏八卦掌の真の型であり宮廷を継承する林陽師匠本物に出逢えたからこそ一水空と共に歩んで行こうと思いました。
今までの経験を生かし一水空講師として、自分自身のために軸をもち輝き学びを深めて行きたいと思います。
以上。孝子さん、どうもありがとうございました!
Zoomイベントあとの反省会で、二方の先生から聞いてわかったこと:
今、世界中のヨガは、インストラクターの人数と同じぐらい、ヨガの種類が数えきれないぐらい多様多数です。中では、”ヨガ=ダイエット、ヨガは流行り、ファッション”などの認識も少なくありません。ヨガ先生たちのなかで、「迷走」状態に陥るトラウマの現象も少なくありません。
一水空との出会いによって、ヨガの原点、ヨガの本来求める要素と合致したので、一水空を学んでいて、腑に落ちました、と。
下の動画は、Zoomイベントの記録。倭愛先生は簡単なヨガ呼吸法を教えてくれました。