コレクター人の悪い癖
その日、私はスマホを片手に悩んでおりました。
こ、これ…インストールしたい…。
私の大好きな香港の俳優、林正英(ラム・チェンイン)をモデルに作ったと思われるこのスマホのオンラインゲーム。
(*ちなみに、香港では名前フルネーム呼びというのが普通なので、敬称がない!コイツ、ホントにファンか?!というツッコミはご遠慮ください。)
ラム様の名前を正しく言いたいが為に、自分なりに頑張ってまいりました。
林正英は残念ながら1997年に旅立ってしまっているのに「林正英正版授權」(ラム・チェンイン正規版承認済み)とあるのは娘さんとかに許可をもらったと?
自己管理苦手だから、スマホゲームは極力増やさないように努力しております。
・・・が!
ラム様だぜぇ?!
別格だろう?
(そう言って、自分の好きなアニメのゲームやら、ラム様やら結局あれこれとインストールしてしまう私)
ああ、何だろう・・この胸の高鳴り・・・。
と思ったら、いきなり映画の1シーンのような美しく超リアル画像で、ラム・チェンイン登場!!!
あのスピーディで、美しい動きでキョンシー退治の法術を施します。
本当に映画のようで超アガります!
でも、肝心のラム・チェンインは、最初の映画のような部分で出てきたと思ったら、「後は弟子のお前がガンバレ」と託されてゲーム突入という流れ。
え~、このゲームで私がラム・チェンインを操作できるとか、パートナーとして一緒に闘うとか、そういう訳じゃないのね・・???
「馬丹娜」と言えば、大人気キョンシーテレビドラマ「我和殭屍有個約會」(私とキョンシーの約束)のヒロイン「馬小玲」のご先祖。
「我和殭屍有個約會」について書いた記事↓↓
ゲームの舞台が、ラム・チェンイン主演ドラマ「殭屍道長」の中で演じる主役の道士「毛小方」が活躍する時代なので、その続編である「我和殭屍有個約會」の中では死んでいるご先祖の「馬丹娜」が、このゲームの中では進行役として、次は何をしろ、と指示を出してくれます。
そのマニアックな設定だけで喜ぶコアなファンもいる事でしょう。
でも…でも…字、ちっちゃ!操作画面も小さくて細かくてオバハンにとっては少し厳しい…。
・・・・いやあ、私、ただラム・チェンインが見たいだけなんですけどね・・・。しかも勝手につけられてる名前、コレどこで変更できるんでしょうか。設定画面がわかりません・・・(;^_^A
RPG(ロールプレイングゲーム)って、キャラに自分で名前をつけたり、最初ショボいところから、時間をかけて鍛えていく事でレベルを上げていく中で愛着が湧いたりとかしませんか?
そして日本のゲームなら、戦い方お勉強画面みたいなのがあって、コレをどう操作するというのを、矢印で指示が出たりして、イヤと言うほど練習させられたりするじゃないですか。
そういうのがないんです。
(何をどう押したらどうなります、という操作説明がゲーム中にはありません。少なくとも実演や練習させてくれる場はありませんでした。)
っていうか、この戦闘シーンも、私は一切何もしておりません。
画面右の真ん中あたりにプレゼントマーク、上↑マーク、自動と書いてあるのがわかりますでしょうか。ここで自動と手動が切り替えできますが、何もしないと自動になっていて、全てが勝手に進んでいきます。
色んな戦闘も全てオートで、勝利して、勝手に戦力が上がっていきます。
インストール二日目なので、一体どこまで完全オートでできるのか不明ですが、画像は美しく、立体画面でのゲームに慣れている人は、手動に切り替えたら楽しめると思います。
ただ・・・私は・・・ラム・チェンインファンなだけであって、別にキョンシーゲームをやりたいという情熱はそんなにありません。
自分のスマホ画面にラム様の顔がある、そういう悦に浸りたい程度の欲望しかないのです。
単に集めて満足するタイプ↓↓
立体画面での戦闘シーンは、スマホでスーファミのコントローラーを再現するような感じで、走るボタン、お札ボタン、必殺技ボタン、召喚ボタン、の操作をしなくてはいけないのですが、アラフィフオバハンにとっては、なかなかハードルが高いです( ̄▽ ̄;)
・・・できないかも?いや、できなくてもいいかも?・・・って言うか、そこまでしたくないかも?
で、改めて、何故か日本語での紹介画面を見てみると、
・・・っていうか、ラム様が活躍するゲームじゃないなら要らんがな。
なんやこの、真新しい職業スピリチュアルマスター登場で、さようならリン(ラム)・チェンイン!て…
つまり、スピリチュアルマスター(←多分「道士」の英語訳だろうけど)登場で元々の道士様お払い箱って事?!
インストール二日目でアンインストール。
Ω\ζ°)チーン
もし、ゲームのインストール理由がラム様オンリーならインストールしなくてもいいかな・・。(最初の美しい画面だけ見てアンインストール?いやいや、そんな事するくらいなら、お手元の霊幻道士みたらいいでしょう?)と思います。
それだけじゃなくて、キョンシーのRPGやりたいっ!っていう方、そして立体画面での戦闘に慣れてらっしゃる方なら楽しめるかもしれません。
あ、でも、そう言えば進行していくときの中国語、めちゃめちゃナチュラルスピードでした。(アプリ紹介日本語って事は、言語コントロールもどこかで設定できるのかしら・・・。)
何と言うか、ゲームが最新バージョン過ぎてついていけなかった感。
やっぱりラム・チェンインを愛おしく思うならDVDを見返すのが一番だな・・・と結論した今どきのゲームについていけないオバハンでした。
誰か、めっちゃ楽しめる方いたら是非教えてください。