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妻は老婆です。

一気にすっかり寒くなってしまった香港。

 香港では11月の半ば頃だったか、社交ダンスグループから再び集団感染の波が起こり一時大騒ぎになりました。それまで数十人単位だった一日当たりの感染者が100人越えの毎日になりました。今もまだその波は完全に収まり切っていません。

(大体バーとかは営業停止で音楽ライブとかも禁止なのに、なんで社交ダンスがOKなのか、この判断基準おかしいと思いません?何か癒着の匂いがします。←バンドマンオバハンのヒガミ)

香港にはダンスホールを持ったレストランが何軒かあります。そこで、社交ダンスを習う+軽い点心セットという感じで、飲茶や軽食と抱き合わせになっていたりします。

だからレストランにとっても社交ダンスグループは命綱で、ダンスグループにとっても貴重な活動の場で、両者の間には強い共存関係があります。

香港の社交ダンスをしている人たちは毎回毎回気合いの入ったキラキラひらひらの衣装を着てバッチリメイクで練習に励んでいて、香港ではこの社交ダンスグループの淫らな素行が、しばしば井戸端会議でやり玉にあがっておりました。

1~2人の先生を巡って少しでも先生に気に入られようと色目を使って取り入るオバハン達。オバハン達のお金を目当てにそれに群がる外国人たち。

この集団感染で若い外国人たちにミラーボールの下で挑発的な目つきで「Shall we dance?」的に手を差し伸べるオバハンや、上半身裸で踊る若い外人男子のチ〇ビに吸い付く老婆の画像が出回り、私達香港在住日本人たちの間でも「いや~~や~め~て~!」と余りのおぞましさに悲鳴があがりました。

そして、コロナ感染の個人情報は勿論非公開ですが、コロナ感染してしまった奥さんがダンスグループである事を伏せて「感染経路不明」と申告したご主人の事がニュースにもなりました。

この一連の騒動で、レストランの人数制限が1グループ6人が4人、今では2人となりました。感染の勢いと規制の厳格化は留まるところを知らず、今週木曜日からは夕方6時以降のレストラン内での食事は禁止となります。(全てテイクアウトに切り替わるということです。)

ちなみに余談ですが、老婆と言えば、香港(中国)では「妻」の事を若くても「老婆」と呼びます。日本で妻の事を「おまえ」って呼ぶ感じですかね。

で、その老婆の名前を冠したお菓子があります。「老婆餅」(ワイフケーキ)という名前です。

パイ生地に冬瓜を煮詰めたアンが入っていて、とっても優しい味わいのお菓子です。私は広州に居た時、初めてこのお菓子を知って食べた時、中国にもこんなに美味しく優しい味わいのお菓子があるんだ!と甚く気に入りました。

(香港に来たら、老婆餅は元朗の恒香が私的には一番おススメです。)

110125恒香5


110125恒香8

何かこの「老婆餅」のほんのり優しく甘い味と、この香港のまだまだ現役メスの老婆たちはあまりにも対照的です。

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ハザカイユウ
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