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読書記録『デジタルマーケティングの定石』

こんにちは。
今日は、本屋さんで面白そう~!と衝動買いした、
垣内さんの『デジタルマーケティングの定石』を読みましたので、本書の内容をざっくり紹介しつつ、参考になった点や感想を書きたいと思います。

垣内さんのtwitter @yuikakiuchi

本書のポイント

  • デジタルマーケティングで成果を出すためには、定石がある

  • デジタルでできることには限界がある

  • 中長期的な取り組みが必要(すぐに成果は出ない)

  • 顧客のフェーズに応じたアプローチ方法

  • 商材によって、アプローチ方法が異なる
    ※本書ではデジタル活用の型は18種類を紹介

参考になった点、なるほどと思ったこと

ユーザは自分の好きなもの以外、一切見ない

デジタルでは、ユーザの期待とずれた話をすれば一瞬で去っていく。
購買に近い人ほど、人の話を聞かず、欲しい情報へ一直線に向かう。
→心当たりがありますね。好きな人に刺さるコンテンツが必要そうです。

何よりも顧客の理解を優先すること

本書ではこれを、「顧客重視」から一歩進んだ「顧客主導」と説明されています。カスタマーファーストの究極版のような感じです。
→今はインターネットで、色々な情報へアクセスできるからでしょうか。
 消費者のニーズが多様化している今、モノを売るのはどんどん難しくなっているのかもしれません…。

顧客が買うまでの流れは、3種類のフェーズに分類される
状況に応じたアプローチが必要

本書で紹介されているフェーズは以下の3
①日常生活フェーズ(商品に対するニーズがない)
②初回購入(ニーズがある状態)
③継続購入(購入後、継続的に購入するフェーズ)
本書では、フェーズごとのアプローチ方法やそのポイントが書かれています。ニーズが顕在化していない状態では、潜在顧客リストをつくったり、継続的にアプローチしたり、初回購入フェーズなら、購入までの導線を一直線にしたりなど…。

ユーザの生活時間に入り込めないと、解約・離反されてしまう

→ライバルは同業他社だけではないということですね。
ライバルのことを広い視点で考えながら、選ばれ続けるための工夫が必要そうです。身体を動かすことが好きでも、ジムに行く暇がなくなったら解約しますしね…。

感想など

マーケティングは良い商品が前提

”もともとニーズのない商品は、デジタルでもぜったいに売れません”とありました。マーケティングを成功させるうえでは、魅力的な商品・サービスが大前提なのかなと。

顧客と継続的に接点を持つしくみの大切さ

本書ではメールマガジンが例として挙げられていました。
リードを獲得するだけでなく、継続的に情報発信し、顧客に思い出してもらえる存在になることが必要なんだなと思いました。
(私の知り合いの営業マンさんは、継続的にお役立ち情報メールを送ったり、継続的にあって当たり前という雰囲気をつくるようにしているとお聞きしました)

一気に読むというよりは、本書を参考にしつつ実務に取り組んだらよさそうだな~という本でした。

マーケティングで面白そうな本があれば、教えてください。
それでは失礼いたします。

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