20230524 普通になりたいな

　三度目ほどになる自殺をしました。失敗して、ICU送りになりましたが、特に後遺症らしい後遺症もなく帰って来れてしまいました。救急科のナースさんはみんな逞しくてすごいなぁと思いました。交代時、退院時にちゃんと世話になったことのお礼を言えてよかったです。

　ぼくはこの数ヶ月間。自分は死んだ方がいいとハッキリ思います。26歳にもなって、強い憧れだけが残り。社会にも地域にも、誰かの心にも寄り添ったフリしかできず。嘘をつくつもりなんて毛頭ないのに、結果が伴わないために嘘つきになり。

　ひとの心をもてあそび、振り回し。それでも誰かさまの世話になって、みっともなく生きています。自分がなかったことになれるなら、ぼくはこの文章を書いている今なら、迷うことなく「存在ごと、記憶ごと、この世界の全てからなかったこと」になりたいものです。

　どれだけの知識を集めても、少し有用な人間になれていても、ぼくは根っからの社会不適合者です。強がってみて、真似してみて、足りないところを補おうとしても、どうしようもない。

　ぼくの普通はぼくの生き様です。与えられた環境も、経験も、失敗も全てぼくの普通です。自分で満足のいく成功らしい成功は過程の中にしかありません。恋愛のさなか、誰かに強い気持ちをぶつけ続けたことや、それを引き摺って苦しんでいる状態だけがぼくの生きてきた証だと言えるものはありません。

　ぼくは成功した状態を継続できたことがないので、幸せというものは刹那的であったり、悲哀の中に咲く感情だと思っている節があります。

　こういう価値観だからか、いつしか、ぼくの目的は悲哀の中の爆発的な感情を繰り返し手に入れることになってしまっているなと自覚はしているつもりですが、一般的にいう「安定した幸せ」が崩壊することを恐れて、何度でも交友や信頼を破壊して、不安定な状態を求める気持ちはどうしてあげれば落ち着いてくれるのでしょうか。

　自分のパーソナリティがおかしいことは自覚していますし、知識として愛着障害や人格障害に対するケア、マネジメントも少しずつ勉強していますが。自分が幸せに壊れることを望み続ける以上、ぼくに平穏な幸せを与えようとしてくれる人を何度も裏切ることになってしまっています。

　最後の更新からしばらくの間、ぼくは自暴自棄でした。いまもそうなのですが。

　厚意に対しては傲慢に、悪意に対しては善性を持って、あべこべな振る舞いをし続けるのは「それでもぼくを選んでほしい」という不安がそのままあらわれているものだと思います。

↓そういう気持ちを歌にしました。demoなので世に出したくはないけど、そんなこと言ってたら完成させられないので投げちゃってます。

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https://youtu.be/eYiBmqPw9dc

　不安や寂しさと猛烈な好奇心がヒトのガワを被って生きているようなぼくは、ある種の人からすると魅力的なのでしょうか。

　どうしようもないからこそ助けてやりたいと思える生き物なのでしょうか。

　それでも、なぜそこまでしてくれるのかわからないと言えるほど、ぼくは自分以上に苦労してきた女の人（？）に救いの手を何度も差し伸べてもらっています。

　未来の自分ならきっと同じように、誰かを救う側に立てる生き物だとでも思ってもらえてるのかな。などと書いておけばかわいげがあるかもしれませんね。

　以前にも書いてある気がしますが、ぼくは極限まで利己的な生き物です。自他境界の線引きが曖昧なので、何にも同情しませんし、同情‘は’できないからこそ、自分も誰かも困ったことになったときに助かる、助けられるようにどんな些細なことにせよ知識だけでも、初手だけは常に返せる程度にあらゆるものを備えておきたいと思っています。

　それに、誰しもが幸不幸に簡単に転じてしまうことはよくありますし。自分も例に漏れず、その可能性の中に生きているからこそ、真に深く寛容であるべきだと思います。性善説も性悪説も極端ですよね。

　人間は多層化された自分をシチュエーションに応じて、ある要素やある模倣を再現して利用しているんだから、善や悪は判断や結論をショートカットするための基準点にしかなりません。

　自分の話をすることに飽きてきたのか二元論への雑なアンチテーゼを語り始めたので、この辺りでこの何の役に立つのかわからない乱文も一度切り上げましょう。

　万にひとつ。自分が死を早まらず、社会の中のヒトとして認められることができたり、元鞘に収まったり。自分を大事にできそうになることがあれば、ぼくは自分のような落伍者に再起のチャンスを与える側のひとりになりたいものですね。

　食客の身分である限り、このカス文章のようなものをできる限り書こうと思います。

　しかし、ぼくは基本的に継続の意思が弱いので、更新は不定期です。

　言い訳がましく重ねて書いておきますが、「生活の中の一選択肢として、特に意味も目的もない文章を書くことを意識します」くらいのものとします。

　リンクフリー、コメント好きにどうぞ、誹謗中傷も自己責任でどうぞ。ぼくはどうしようもないけど、その手の天才としてやっていくしかなさそうなので応援してください。

　応援したいって奇特な方向けに有料部分を設置していますが、自分への金銭の還元率で考えれば別の手段でドネートしてもらったほうがいいんじゃないの？って思うけど、みんなどうしてるのかな。