問題解決プロセスを学びなおす

この記事は

転職をきっかけに、「問題解決プロセス」を改めて学びなおしており、学んだことを自分なりに図解してまとめてみた。若手社員が学ぶような内容だけど、問題とか課題とか、言葉の意味から勉強になった。

問題の定義

問題は、理想の状態と現実のギャップ、というのが通説。すなわち理想の状態が定まっていないと、何が問題かはわからない。

問題と課題の違い

問題は、(ネガティブな)ファクトというか状態を表していて、課題は問題を解決するために、意思をもって行う取り組みを指す。課題の裏返しになることもあるので、ポジティブな表現になることが多い。
自分自身も問題という言葉と課題という言葉を混同して使っていたなぁと、今更ながら反省。

原因と解決策

ここからは比較的頭に入ってきやすかった。本来は原因もなぜなぜ分析やロジックツリーを使ったりして、深く分析するステップと、実際に掲げた原因が本当に問題とつながっているのか特定するステップが必要。
原因に対する解決策も本来は一つではないはずなので、コスト、実現性、効果、時間軸などを鑑みて、選定することになる。

考える順番

あるべき姿を、最初にキチンと定義して、関係者で認識を揃えておく、ということが大切。ここが定まっていないと、議論が空中戦になったり、発散したり、何度も同じことを議論したり・・・あるあるですよね。

問題設定の落とし穴

これもあるあるで、理想の状態が正しく捉えられていなかったりすると、その後のステップに考えたことが全部ひっくり返ってしまうので、要注意。
この例で書いたのは、体重は必ずしも40kg である必要はなく、実は美しく健康的でありたいだけ、という例。
だとすると、問題の捉え方とか、原因や解決策も実は違ったものになってしまうよ、というオチ。もうちょっといい例があればよかったけど、思いつかず。

問題の種類

すでに問題が顕在化しているかどうかと、あるべき姿が明確になっているかどうかで、3種類にわけられるよ、という話。
問題の発見というか、設定のしやすさという観点では、発生型、潜在型、設定型の順に難しくなる。
右上はあるべき姿が曖昧で問題がすでに発生している、というケースって、問題の定義に照らし合わせるとありえないんじゃなかろうかと思い、空白にしています。

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