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Leica Looksを使ってみたお話し

Leica Looksとは

ライカのカメラで撮影された写真は、一目でライカとわかるユニークなスタイル、独自の言語でストーリーを語ります。「Leica Looks」は編集なしで撮影した瞬間から写真を美しく仕上げる機能です。プリインストールされている "Core Looks"、もしくはダウンロードして追加可能な "Essential Looks" を選ぶと、カメラのライブビューに選択したモードの画像が表示され、クリエイティブな世界が広がります。

ライカオフィシャルサイトより

対応機種は"Q3"、"Q3 43"、"SL3"となっています。

カメラにプリインストールされているのは、

・Standard - STD
・Natural - NAT
・Vivid - VIV
・Monochrom
・Monochrom Natural - BW+NAT
・Monochrom High Contrast - BW+HC
カメラ内では「フィルムモード」という項目名になっています。

これらのLookはカメラ内の設定で、
・コントラスト
・ハイライトトーン
・シャドウトーン
・シャープネス
・彩度
+2〜-2の範囲でそれぞれ微調整することができます。

アプリからインストールするのは

・Classic - CLS
・Contemporary - CNT
・Sepia - SEP
・Blue - BLU
・Selenium - SEL
・Eternal - ETN
・Chrome - CHR
・Brass - BRS
以上8種類ありますが、カメラにインストールできるのは6種類まで。
これらはカメラ内では微調整できなくって、中の人の仰せのままに、です。

この7種類の中からモノクロ系外した5種類インストールして"Chrome"、"Contemporary"を使う頻度が高かったです。

朝焼けのきれいなグラデーションが撮りたいって時だけ、"Standard"を使いました。
"Eternal"で撮ったら↓↓↓。

大事故

Q3 43の現在の使い方

絞り以外ぜーーーんぶオートでLook当ててjpg撮って出しです。
SDカードへの保存はRawとjpgです。
でも使うのは、基本jpgだけです。
むしろ、jpgだけで楽しむほうが、やり直しの効かない感じとかそのカメラやレンズを楽しんでる感とか思うところはあるけどまた別のお話しというかポリシーというかスタンスというか。
Rawはストレージの肥し。
(保険カケルノスキー。石橋を叩いて他人を渡らせるくらい保守的な気質があります)

撮って→Leica FOTOSたちあげて→jpgをiPhoneに転送。以上。
水平垂直と露出がどうしても気になる場合のみ、Lightroomで微調整しています。
シャドウ持ち上げるとかハイライト落とすとかなんだっけ、トーンカーブの「ト」の字もないくらい何もしていません。

SNSにあげる程度ならこれでいいや、にしています。
むしろこのくらい気軽に気楽に撮って使いたい。
色味はLookに依存しています。
基本満足してるのというか気に入っているというか、Q343を選んだ決めてのひとつに撮って出しでLeica Looksの色があったってのも過言ではないので、、、

でもでもどうしても、って場合

後々見返した時に違うLook当てとけばって時があったんです。
さっきのスタンスとかどこ行った?!って舌の根も乾かないコウモリ野郎Raw野郎。
じゃぁ、Rawからカメラプロファイル当ててちょいと調整しよう、ってなったんです。

アプリ経由でRawをダウンロードしてLightroomに入れました。

さて、困ったぞ。

まだLightroomにはQ343のカメラプロファイルが来ていません。
なので、プリセットされた"Core Looks"をあてられません。インストールした "Essential Looks" ももちろんありません。

さぁ試行錯誤しましょう

この時点でネットはひと通り調べても説明書等々未着手。
どこかに書いてあるのかもしれません。
未だに読んでません。

なので、ちゃんと説明書等々読まれた方は、書いてあることをタラタラ書いてる阿呆がいるなぁ、と生暖かい目で見守ってください。

LightroomがだめならLeica  FOTOSで

jpgからなんとかする方法

なんとかなるかな、、、とアプリのライカギャラリーで開きます。Leica Looksのアイコンをタップしてみると、

ライカルックはすでにカメラで適用されています。
別のルックを適用することはできません。

とのことです。そうだよね、jpgは非可逆圧縮だもんね。
ということで、jpgからは何もできない。

ならばRawで。

カメラ本体と接続してRawをダウンロードしようとすると、ダウンロードできません。
もうカメラ内にデータがあるから、だと思います。
なので、一旦該当画像を削除してRawだけダウンロード。
できました。
ライカギャラリーで開きます。

ん、なんか素っ気ない、、、

あぁ、Leica Looksのアイコンがない。。
終了。

たまたま偶然「Raw + jpg」

アプリからのダウンロード時、データ種類が選べるのですが、「Raw+jpg」があります。
SDカードリーダーでデータを引っこ抜いてもこの形式ですね。
データ容量が大きくなるので、ほんとたまたま、このフォーマットでダウンロードしていたデータがありました。

左上のアイコンが「DNG+jpg」になっています
お!!!アイコン出た!!!!
Leica Looksのアイコンをタップすると、、、
いけました!!!!!
効果の適用度まで調整できる!!

ただし、、、、

選択できるLookは"Essential Looks" 全般と、 "Core Looks"からは"Standard"があります。
(なんだよ、BW+HCないんかよ)
それぞれのエフェクトの効果の適用度まで調整できますが、そこまで。That's over.
シャドウをしめるとかハイライト落とすとか色温度を調整するとかはできません。

それでも前進。

できる範囲でやれることを楽しみましょう。
色味の書き換えができる前提で撮る、というよりこれまで通り気楽に気軽に楽しもうと思います。
撮った画像を全部編集しなきゃって考えると、ちょっと萎えるし撮らなくなりそう。
そうじゃない。

それぞれのLookで書き出した画像を置いておきます

"作例"ではありません。"参考画像"です。
たまたまカメラロールの中にあった画像なので、コウズガーとかロシュツガーとかシロガトンデールとかはお心の中にそっとおいて生暖かく見守ってくださいませ。

Standard
Classic
Contemporary
Eternal
Chrome
Brass
Blue
Selenium
Sepia

ちなみに2025年1月時点での情報なので、今後できることできないこと、Lookの種類が変わってくると思います。
ご了承ください。
Lightroomにカメラプロファイルが来てインストールしたLookが適用できるようになったら話が変わるんだろな。


ありがとうございました。

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