Willは変わってもいい、変わるもの
今日は女性の働き方について。
最近、mogという企業の中のひとつのプロジェクト、
mog placeのオンラインプログラムに参加しています。
mog placeは育休中のママ向けにインターンを紹介していたり、
子育て中の女性に向けた転職支援をしていたりしています。
わたしがいま参加しているのはママキャリというもので、
「最強のエントリーシートをつくる」というテーマで進んでいて、全4回のうち、昨日2回目が終わりました。
昨日は自分のこれまでのキャリアから身につけたスキルを棚卸しして、
ポータブルスキルを発見するワークショップをしました。
ポータブルスキルとは、どんな仕事をするときにも強みになるスキルのこと。
例えば、旅行業界で添乗するアテンドの仕事をした経験から得られた、「お客さんを案内するスキル」から、
「事前に必要な情報をリサーチするスキル」
「プレゼンスキル」
「コミュニケーションスキル」
みたいな感じで考えられるスキルのことです。
そこで今回ペアワークをした相手の方が、わたしの経歴やスキルを見て、
「課題を設定し、遂行する力があるのですね」と言っていただいたのが印象的で、
自分では言葉に出来なかった言い方をしてくれたので、良い発見でした。
その方が注目してくれたのが、
わたしが新潟で地域の子供たちに向けた学習支援スペースを運営していたという経験。
たしかに、
「市内から遠い集落に住んでいる子どもたちは、遠方の塾に通いづらいことや放課後を過ごす場所が子どもたちの生活圏に無かったという課題」から
「場所をつくる」という挑戦は、
課題の発見と遂行になるのかー、と自分で感じることができ、自分には無かった視点で言葉にしてくれるのがとても嬉しく思いました。
そして次回は自分のwillを考えます。
willは自分のやりたいことを指しますが、キャリアコンサルタントの方曰く
willは変わるものだし変わってもいいんだ、とのこと。
この言葉に、わたしははっとする感覚を覚えました。
willとは、「自分が本当にやりたいこと」を指すそうです。だけど…
例えば、一般的に長期的にキャリアを見据えた場合、
なるべくwillは固定して、そこに数年かけて向かっていくという方法がとられると思うのですが(わたしの思い込みなのかな)、
特に女性の場合、妊娠や出産等の出来事があると
やっぱりそれに伴って価値観も変わるしやりたいことややり方に変化が出てきます。
これはわたしもそう思っていて、
やっぱり独身だった頃はとにかくは自分のやりたいことや仕事に精一杯で、
将来自分に子どもが出来て、いざ働きたい!となったときのことなんて、
全く想像していませんでした。
こんなにも子どもの存在が大きくなるなんて独身の頃は想像できず…
実際、いまのわたしはなるべく子どもが一緒にいても働ける環境をつくるというのが目標になっていて、
この考え方になったのもここ数ヶ月のことです。
willの裏にある想いにその都度注目するのもありかも
わたしは、独身の頃には思い描いていたようなwillとはいまはちょっと違います。
そしてそういう人も案外多いと思います。
でも、そのwillの形が問題なんじゃないんだな、と感じています。
willが変わっても、その根底にある想いには、共通しているものがあることもありますよね。
すぐにはその想いを言葉に出来なくても。
willは変わっていい。
ワーママとして働く女性や育児中の女性、
またこれから結婚や出産等があるかもしれないすべての女性にとって
心が楽になる言葉だなあと思いました。
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