学校へ行かない生活【2】
次男は、5年生の秋頃から、サッカーだけでなくフットサルもやりたいといいだしたので
週1でフットサルにも通い始めた。
相変わらず家では午前中一緒にタブレット学習をして、午後は好きなゲームをして、夕方はサッカーかフットサルへ行った。
その頃には勉強することも慣れてきたのか、朝起きたら自分でタブレットに向かい、
何も声かけなくてもその日の課題をやるようになり
分からないことだけ聞きに来るというスタイルができていた。
特に英語に関しては、耳がいいことでリスニングには強く、吸収も良かった。
正直、勉強に関しては不安は大きかったが、
小学生の勉強は取り返せると信じていたので
毎日最低限のことだけをやらせた。
学校に行かなくなった当初は、本当にいろんな葛藤があり、
まず、眉毛が抜けたことは私が原因ではないかと自分を責めた。
離婚して、母1人でやってきて、知らず知らずにストレスを溜めさせてしまったのかもしれないと
何度も泣いた。
元夫に現状を伝える時も、情けなくて泣きながらLINEを入れた。
だけど、学校に行く度に眉毛が抜けることを知ってからは、
とにかく私だけは次男の味方でいようと心に決めた。
甘い時期ももちろんあったけど、少しずつ少しずつ負荷をかけて
ストレスに強い心を育てたかった。
そうやって二人三脚で頑張りながら、家族3人で日々楽しく過ごしていたところへ
また私に大きな試練がやってきた。