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手段と目的

「手段と目的を取り違えるな」

仕事の現場でよく言われる言葉です。(でしょうか?)
手段が目的になってしまう・・・というよくある話。
先週、今週とnoteの話題でいろいろ書いてみましたが、突き詰めると

  • 手段(フォロワーとか毎日投稿とか)が目的になってしまっている

  • 真の目的(例えば収益?)の成果につながっていないため、議論百出

といったあたり、実際の仕事の縮尺版みたいなものかな~とも。

手段を目的化すると成果が上がってるように感じるので、のめりこみがち

KPI」という言葉を思い出してしまいました。

私の頭の中で定義があやふやだったので、AIに確認。

KPI(ケーピーアイ)とは「Key Performance Indicator」の略で、日本語では「重要業績評価指標」や「重要達成度指標」と呼ばれます。目標達成に向けたプロセスの進捗状況を定量的に評価・分析するための指標として使われています。

KPIを設定するメリットには、次のようなものがあります。従業員のやるべき行動を明確化できる
最終目標を達成するまでのプロセスを数値で可視化できる
従業員やチームに対して公平な評価ができる
従業員の成長を促せる

KPIは、定量的な数値を用いて設定されることが多いため、誰が見ても判断基準が統一される指標として活用できます。また、数値目標であれば達成したか未達成であったかも一律の判断ができるため、次に必要なアクションに対する共通認識も持ちやすいという特徴があります。

KPIは、KGI(Key Goal Indicator)と呼ばれる重要目標達成指標の中間的な指標として用いられます。KGIは企業単位や事業単位などで設定した目標の達成度を示す指標です。

目の前のAI

やっぱりKPIってプロセス(=手段)の話でしたね。
私は、というか多くの人は目標管理シートを書くと思いますが、KGIで書くよりもKPIで書いた方が実現可能で数値誇りやすいので、KPIで書きたくなります。まああまりにKPI過ぎると(例えば「実験○サイクル回します」とか)上司に
「さすがにそれは目標レベル低すぎだろ」
と言われるので、適度なKGIとのミックスが大事ですが(笑)

ということで・・・
KPIって見えやすくて普段使いに便利、かつ成果上げやすいので重宝したくなります。
ただ、KGIとの関連を普段からしっかり確認し続けないと、すぐに「KPI倒れ」になって「あれ?目的何だったっけ?」とかなりそうですね。あと、報告する現場はKPIで考え、報告を受ける幹部クラスがKGIで考えていると、絶対すれ違う・・・

・・・現場で議論を尽くせば尽くすほどKPI思考が強まる・・・なんとなく今いるプロジェクトにその危険が・・・

でも手段も大事

ということで「手段と目的を取り違えるな」とだけ、言う人もいます。
雰囲気秀才みたいな人に多いイメージ。

「手段」を知らないで「目的」だけ語るのは、それはそれで違うな、と思います。

・・・「手段」と「目的」、両方語れるのが良いんだな。。。

今週の本棚から

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KPIの本、いろいろ出てますが・・・

こっちは古くから知れ渡ってる本。
やっぱり「手段」の方が共通基盤なので語りやすいのかな?

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