研究開発職場の仕事(3) 開発するのに必要な物資をそろえる
前回まで、開発の流れ、成果物(文書)がどんな形で残るか、を紹介しました。今回は開発を進めるために必要なこと、「物資をそろえる」です。
この分野、note内にプロがたくさんいそうなので最初に逃げを打っておきます。このシリーズ、若い人にざっくり研究開発現場を知ってもらおう、というコンセプトで、厳密性よりわかりやすさ重視で行きます。
基本:すべてに予算がある
会社生活に関わるすべてのことには予算があります。
私も予算の皆までは分からないのですが、大雑把に、全体で挙げる費目と、個別に1案件ずつ挙げる費目があります。
予算の分類(大雑把)
投資か投資ではないか?
投資か費用か?という分かれ道があります。どっちも承認してもらって買う、という点で変わりませんが、投資はあらかじめ1つずつ予算に入れておかないといけません。
投資と費用の分かれ目、いろいろあるのですが、「20万円」という金額はよく聞くようになると思います。
投資の予算は誰が入れるのか?最終的に入れるのは課長以上ですが、「こんなものを買いたいです」と手を挙げるのは、研究開発職場では各担当です。
開発オーダーか部門費か?
ある開発テーマだけで使う開発オーダーか、共通で使う部門費か?どの財布から買うの?という話ですが、税務が絡むため、買うときにはしっかり確認しておかないといけません。
次回の予定
物を買う話、まともにやると終わりが見えなそうです。
次回、私が実績として関わった費目の一覧を挙げます。
3/18(月) 6時頃に公開の予定です。
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