退院は終わりではなく始まり
無事、4月19日(金)で退院出来ました。
人生初の入院でした。どうも八神です。
さて、入院が終わって退院して。
言わば自由を手に入れました。今だったらなんだってしていいんです。
さて。
果たして本当に自由は手に入ったのでしょうか?
直ぐに体調を崩した
病院ではまったくの自由がありません。
それは言い方を変えるのであれば、体調を崩してしまうような要素はどこにもないともいえます。
退院初日だからといって私のようにハメを外してしまうと。
結果として、体調を崩す結果に繋がる恐れだってある訳です。
特に退院して一番自分の中で制御が難しかったのは食欲でした。
美味しいものが食べたい。
そう考えてしまうのも、あの病院食では無理もなかったかなと今では思います。
しかしながら、たかが2週間。
されど2週間。
入院前の私の味覚や食べられる量というのは、大きな変化がありました。
一番びっくりしたのは、身体が驚いただけかもしれませんが、今日お昼にお菓子を食べたらそれがずっとお腹の中に残っているような感覚になり、
尚且つ血糖値もめちゃくちゃ上がってしまって、久々に倦怠感に襲われてしまった点だと思います。
いや、糖尿病なので食事制限と向き合うのは当たり前なのですが。
金~日の間ぐらいは。
日常を取り返そう!!としたのが間違いでした。
入院中確かにストレスフルな時間でしたが、間違い無く健康ではあったのは断言出来ます。
自分の中での思い切り。
を果たそうとすると、明らかに体調が悪くなる。
パフォーマンスが下がる。
めちゃくちゃ痛感しました。
手に入れたい物はなんなんだろう?
今回、入院を決意した一つの理由に。
「わんちゃんも迎え入れて、結婚生活もこれから。
そんな中、難病である骨髄線維症になってしまい、少しでも長生きするから」
がありました。
しかしながら入院をしていると喰らうメンタルダメージの一つに
「これだけかわいそうな仕打ちを受けながら、なんとか自分は頑張っている。」
という感覚に陥る点があります。
だからこそ、自分が優先される行動を取ってしまい、
その結果として体調を崩した。
もちろんながら今ならば、退院した人が暴れる気持ちも100%理解出来ます。
だけど。
そもそも入院した理由は別の所にあるから、そこで「目的」を見失ってしまうと、良く無いなと、とても痛感しました。
だから思ったのです。
タイトルに繋がる訳ですが。
「これはゴールじゃ無くてスタートラインなんだ」と。
平等じゃないけど一人一人の物語
これは私が好きな作品の一つ。
「バトルロワイアル2」の教師RIKIの言葉です。
そうなんです。
私の骨髄線維症は「遺伝の可能性も不摂生の可能性も低い」と言われました。
言うならば、産まれながらにしてもっていた「欠陥」だった可能性が高くて。
私だって、健康体に生まれたかったし、そんな病気が隣に居る毎日は送りたくなかった。
でも、私はそういう身体で産まれた。
だからこそ、「人の命は平等なんかじゃありません」
でもその中で藻掻いて苦しんだとしても。
楽しい毎日を過ごしたい訳ですよ。
その為には、自分の身体と向き合う必要があって。
その為には、自分で自分を管理する力が必要であって。
話は変わりますが。
私は圧倒的に効率厨です。
その上で、「体調不良な日」が大嫌いです。
意識はあって、時間は流れているのに何も出来ない。
それがストレスで仕方ありません。
つまり。
やっぱりだけど自分として生活が充実する条件の一つに。
毎日「元気で健康に過ごせる」は大きな要素だと思うんです。
入院した事で気持ちがちょっと疲れちゃってる人なども居ると思うんですが。
きっと一人じゃないので。
お互い健康になれるように頑張りましょうね!!
あ、あと。
健康体の人!!
「健康だから今はまだいいや」じゃないのよ。
失ってからは取り返しが付かないので。
同じく、やっぱり気を付ける必要があるって事。
忘れないようにしてくださいねー!!